2025年11月23日
王であるキリスト 年間第三十四主日(世界青年の日/横浜教区司教座献堂記念日)

王であるキリスト
終わりなく宇宙を治める王たる主と共に、喜びをもって一日を始めましょう。「『イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください』と言った。するとイエスは、『はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる』と言われた。」(ルカ23:42,43)
「この方が私たち一人ひとりの王、宇宙の王です。なぜなら、人間の最も深い境地を越えて、見捨てられた者の膨大な闇、憎しみ渦巻く暗黒の深淵に入り、あらゆる命を照らし、あらゆる現実を抱きしめたからです。兄弟姉妹の皆さん、今日私たちはこのような王を讃えます。理解するのは容易ではありませんが、この方が私たちの王です。この宇宙の王が私を存在させていると信じているでしょうか?万物の主として主を讃えるなら、日々の生活において主となるべきではありませんか?」(教皇フランシスコ)
主がすべての人の心に満ちわたるよう、「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
問いかける
少し立ち止まり、瞑想する時間をとりましょう。「十字架の上で、イエスは勝利の英雄ではなく、愛を乞い願う者としてご自分を表されます。宣言も、非難も、自己弁護もしません。自分に対して与えることのできないものを謙虚に願われるのです。」(教皇レオ14世)
独りで生きるためではなく、健全な相互依存関係の中で他者と共にあるのが人生です。悲しみに沈み、生きる目的を見失った方々に近づく恵みを、主に願いましょう。
この願いを心に留めて、「今月の祈り」をささげましょう。
経験から学ぶ
日々の生活の中で主を見出すよう招かれています。少し時間を取って、この一週間を振り返り、最も意味深い体験を思い巡らしましょう。
どのようなことが思い浮かびますか? それらはどのような感情を呼び起こしますか? 最も印象深いところにとどまりましょう。どんなことに気づかされますか?
経験したことを父なる神に語り、新たな一週間を始めるための助けを求めましょう。
「主の祈り」
