2025年11月24日
年間第三十四月曜日(聖アンデレ・ジュン・ラク司祭と同志殉教者)

貧困
この一日の始めに、主のみ言葉を心に留めましょう。「はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである。」(マルコ12:43-44)
教皇レオはこう語っています。「神と旅路を共にしたいという望みに出会うと、富は相対的なものとなります。なぜなら、私たちが真に必要とする宝とは何かに気づくからです。」
いつも主のすぐそばに居たいという願いを育てる恵みを願いましょう。不要なもの、主へと導かないもの、主と共に歩むことを妨げるものから、あなたの心が離れますように。主のみ心だけに心を向けることができますように。
この願いを胸に抱きながら、「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
希望とともに待つ
午後、観想のひとときをとりましょう。「聖土曜日の神秘を黙想しましょう。神の子は墓に横たわっておられます。しかしその『不在』は空っぽではありません。それは待ち望むことであり、満ち満ちて、闇の中に守られている約束なのです。」(教皇レオ14世)
あなたは忍耐強く待ち続けられますか? 断念することや敗北さえも忍耐強く受け入れていますか? こうした暗闇の時こそ、新たな始まりへの機会となり得ることを忘れないようにしましょう。
自殺願望に苦しむ人々が、その暗闇を実りあるものに変える道を見出せるよう、「今月の祈り」を唱えましょう。
希望の種を蒔く者たち
心を静め、今日経験したことを感謝しましょう。
どのような困難な状況に直面しましたか? それらにどのような気持ちで向き合ったか、心を向けましょう。希望を蒔いたでしょうか? それとも落胆し、周囲に失望を広めてしまいましたか? 希望に満ち、他者を受け入れる世界を築くことは、自分次第です。
希望に満ちた世界の創造にどのように貢献できるでしょうか? 明日の具体的な目標を思い描きましょう。
「主の祈り」
