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教皇の意向:子を失った親 (11月)

復活節第二土曜日(4/30)

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イエスが湖の上を歩いて

ヨハネ6:19
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録6.1-7)

 1そのころ、弟子の数が増えてきて、ギリシア語を話すユダヤ人から、ヘブライ語を話すユダヤ人に対して苦情が出た。それは、日々の分配のことで、仲間のやもめたちが軽んじられていたからである。 2そこで、十二人は弟子をすべて呼び集めて言った。「わたしたちが、神の言葉をないがしろにして、食事の世話をするのは好ましくない。 3それで、兄弟たち、あなたがたの中から、“霊”と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。 4わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。」 5一同はこの提案に賛成し、信仰と聖霊に満ちている人ステファノと、ほかにフィリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、アンティオキア出身の改宗者ニコラオを選んで、 6使徒たちの前に立たせた。使徒たちは、祈って彼らの上に手を置いた。
 7こうして、神の言葉はますます広まり、弟子の数はエルサレムで非常に増えていき、祭司も大勢この信仰に入った。

🌸 答唱詩編 詩編33 典46 ①⑤

アレルヤ唱 典265 ⑩

🌸 福音朗読 (ヨハネ6.16-21)

ヨハネによる福音
 16夕方になったので、弟子たちは湖畔へ下りて行った。 17そして、舟に乗り、湖の向こう岸のカファルナウムに行こうとした。既に暗くなっていたが、イエスはまだ彼らのところには来ておられなかった。 18強い風が吹いて、湖は荒れ始めた。 19二十五ないし三十スタディオンばかり漕ぎ出したころ、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、彼らは恐れた。 20イエスは言われた。「わたしだ。恐れることはない。」 21そこで、彼らはイエスを舟に迎え入れようとした。すると間もなく、舟は目指す地に着いた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 主イエスは時間の主です。時間を逆行させることも(Is 38:8)、静止させることも(ヨハネ 10:13)できます。イエスは弟子たちが文字通り「あっという間に」ガリラヤ海を数マイル進むことができるようにされました(ヨハネ6:21参照)。

 さらに主イエスは、私たちに時計の針を進める力を与えてくださいます。聖母マリアはイエスの公の宣教の開始を早めたようです(ヨハネ2:4ff)。カナンの女性は主イエスの異邦人への宣教を 「早めた」ように見えます(マタイ15:24、28参照)。主イエスは私たちに主の終末的な来臨の時間を早めるようにさえしています(2ペトロ 3:12参照)。私たちは時間の歯車として無力なのではなく、キリスト者として、時間を支配する主イエスの権能を共有しているのです。

 主は天体を創造することによって時間を創造されました(創世記1:14)。サタンは、私たちの罪によってこの世に死をもたらしたとき、時間を使って私たちを支配しました。主イエスは、その死と復活によって、私たちを時間と死の束縛から解放してくださいました。主イエスは、聖霊の注ぎによって、私たちに時を超える力を与えてくださいました。主イエスは、時間の終わりの日、つまり最後の日に戻って来られ、私たちを永遠の幸福に連れて行かれる時、ついに時間を終わらせてくださいます。主イエスの復活のおかげで、時間は私たちの主人ではなく、私たちのしもべとなりました。時間の主である主イエスをほめたたえましょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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