♰ キリストにおいてすべてを新しく見る ♰

年間第三十火曜日(10/25)

わたしたちは、キリストの体の一部なのです。

エフェソ5:30
集会祈願

🌸 第一朗読 (エフェソ5:21-33)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙
 21〔皆さん、〕キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。 22妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。 23キリストが教会の頭であり、自らその体の救い主であるように、夫は妻の頭だからです。 24また、教会がキリストに仕えるように、妻もすべての面で夫に仕えるべきです。 25夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。 26キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、 27しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。 28そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。 29わが身を憎んだ者は一人もおらず、かえって、キリストが教会になさったように、わが身を養い、いたわるものです。 30わたしたちは、キリストの体の一部なのです。 31「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」 32この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。 33いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。

🌸 答唱詩編 詩編128 典103 ①②

アレルヤ唱 典271 ⑫

🌸 福音朗読 (ルカ13:18-21)

ルカによる福音
 18〔そのとき、〕イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。 19それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」
 20また言われた。「神の国を何にたとえようか。 21パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「神の国」という言葉を聞いて連想するのは、つい、地球上の国々、つまり、国境、国民、政府、法律、軍隊等があり、互いに紛争や戦争の絶えない緊張関係にある国のことかもしれない。「国」という言葉には、そうした意味合いが付いて回るが、聖書が語る「神の国」は、むしろ、神の支配、神が王として治める領域、といった意味の言葉である。
 しかし、それが、いかに人々が考える「国」と違うかを示すために、イエスは様々なたとえを用いられたが、ルカはその中の二つ、「からし種」と「パン種」のたとえだけを取り上げている。「からし種」のたとえは、人目につかないごく小さなはじまりから、目を見張るような大きなものに成長するものとしての側面を雄弁に語っている。
 「パン種」は、パンに、あの独特なふくらみをもたらす、中東や地中海世界の人々にはなじみ深いものだが、東アジアに住む人間、特に、日本人にとっては、さしずめ、「麹」といった方がピンとくるかもしれない。麹は、日本人の食卓には欠かすことができない、味噌、醤油、お酒のもとにあるものだが、それが独特な風味と威力を発揮するためには、人間の長時間にわたる努力が不可欠。しかし、その努力を何倍にもする、不思議な力をもつのが麹だ。「神の国」は、まさに、そのような人間の努力を、それに比較できないほどの大きな実りに導くものと言える。
 イエスは、そのような「神の国」をもたらすために、自ら小さな存在として、人の世に生きられたことの意味を悟る恵みを祈ろう。(S.T.)

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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