わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、
🌸 第一朗読 (一コリント10:14-22)
14わたしの愛する人たち、こういうわけですから、偶像礼拝を避けなさい。 15わたしはあなたがたを分別ある者と考えて話します。わたしの言うことを自分で判断しなさい。 16わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。 17パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。 18肉によるイスラエルの人々のことを考えてみなさい。供え物を食べる人は、それが供えてあった祭壇とかかわる者になるのではありませんか。 19わたしは何を言おうとしているのか。偶像に供えられた肉が何か意味を持つということでしょうか。それとも、偶像が何か意味を持つということでしょうか。 20いや、わたしが言おうとしているのは、偶像に献げる供え物は、神ではなく悪霊に献げている、という点なのです。わたしは、あなたがたに悪霊の仲間になってほしくありません。 21主の杯と悪霊の杯の両方を飲むことはできないし、主の食卓と悪霊の食卓の両方に着くことはできません。 22それとも、主にねたみを起こさせるつもりなのですか。わたしたちは、主より強い者でしょうか。
🌸 答唱詩編 詩編116 典97 ①③
【答】このパンを食べ、この杯を飲み、わたしは主の死を告げ知らせる。
神が与えてくださったすべての恵みに
どのようにこたえようか。
わたしは救いの杯をささげ、
神の名を呼び求めよう。【答】
わたしは感謝のいけにえをささげ、
神の名を呼び求めよう。
すべての民の前に進み出て、
神に立てた誓いを果たそう。【答】
アレルヤ唱 典270 31B
アレルヤ、アレルヤ。わたしを愛する人はわたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛し、私たちはその人のもとに行く。アレルヤ、アレルヤ。
🌸 福音朗読 (ルカ6:43-49)
ルカによる福音
43〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「悪い実を結ぶ良い木はなく、また、良い実を結ぶ悪い木はない。 44木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。茨からいちじくは採れないし、野ばらからぶどうは集められない。 45善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」
46「わたしを『主よ、主よ』と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。 47わたしのもとに来て、わたしの言葉を聞き、それを行う人が皆、どんな人に似ているかを示そう。 48それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている。洪水になって川の水がその家に押し寄せたが、しっかり建ててあったので、揺り動かすことができなかった。 49しかし、聞いても行わない者は、土台なしで地面に家を建てた人に似ている。川の水が押し寄せると、家はたちまち倒れ、その壊れ方がひどかった。」
🌸 分かち合い
3歳前後の子どもが、ある日、突然、言葉を話し出すのを目撃することは実に感動的なこと。どのような準備がなされてきたのか、説明はできないが、たしかに、長い年月の間に、少しずつ、その日のために、用意がなされてきたのは事実。
「人の口は、心からあふれ出ることを語る」。人が口から発する言葉は、その人の知識、経験、思い、気持ち、さらには、信念、信仰、愛と無限の広がりを持つ。自分のうちにある思いを、素直に表現できる人がいれば、なかなか上手にできない人、あえて、それを抑える人、意図的に相手をだまそうとする人等、様々である。
昨日、K氏の総裁選出馬会見を見た。無駄なことは言わないが、自分の思いをはっきりと、自分の言葉で語っていた。「このようなリーダーになりたい」と。今まで、このように語る総裁候補の言葉を聞いたことがない。
わたしたちの信仰は、「神の言葉」に全面的に依拠している。神が歴史の中で人間に通じる言葉をもって語られた、それが聖書の根本的な考えである。神の言葉は世界を造り、人を生かし、癒し、救う神のいのち、知恵、そして、力である。 そして、その神の言葉が人となって、人間の世界に生きられた、と、わたしたちは信じている。そして、その方が言われる、「わたしの言葉を聞き、それを行う人」になるように、と。神の言葉そのものであるイエスの言葉を、聞くだけで、行おうとしない、愚かなものとならないよう、導きを祈ろう。(S.T.)
コメントは受け付けていません。