詩編 83
1 【歌。賛歌。アサフの詩。】
2 神よ、沈黙しないでください。
黙していないでください。
静まっていないでください。
3 御覧ください、敵が騒ぎ立っています。
あなたを憎む者は頭を上げています。
4 あなたの民に対して巧みな謀をめぐらし
あなたの秘蔵の民に対して共謀しています。
5 彼らは言います
「あの民を国々の間から断とう。
イスラエルの名が
再び思い起こされることのないように」と。
6 彼らは心をひとつにして謀り
あなたに逆らって、同盟を結んでいます。
7 天幕に住むエドム人
イシュマエル人、モアブ、ハガル人。
8 ゲバル、アンモン、アマレク
ペリシテとティルスの住民。
9 アッシリアもそれに加わり
ロトの子らに腕を貸しています。〔セラ
10 これらの民に対しても、なさってください
あなたが、かつてミディアンになさったように
キション川のほとりで
シセラとヤビンになさったように。
11 エン・ドルで彼らは滅ぼされ
大地の肥やしとされました。
12 これらの民の貴族をオレブとゼエブのように
王侯らをゼバとツァルムナのようにしてください。
13 彼らは言います
「神の住まいを我らのものにしよう」と。
14 わたしの神よ、彼らを車の輪のように
風に巻かれる藁のようにしてください。
15 火の手が林を焼くように
炎が山々をなめるように
16 あなたの嵐によって彼らを追い
あなたのつむじ風によって恐れさせてください。
17 彼らの顔が侮りで覆われるなら
彼らは主の御名を求めるようになるでしょう。
18 彼らが永久に恥じ、恐れ
嘲りを受けて、滅びますように。
19 彼らが悟りますように
あなたの御名は主
ただひとり
全地を超えて、いと高き神であることを。
とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
(マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。
下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。
今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。
汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。
東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。
佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。
赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
「人間を探す神」
例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。
2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
まさにこれだ。
世に反発反論しては迷うだけ。
御前に立ち帰らなくては。