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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

詩編

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詩編 59

1 指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき。

2 わたしの神よ、わたしを敵から助け出し
立ち向かう者からはるかに高く置いてください。
3 悪を行う者から助け出し
流血の罪を犯す者から救ってください。
4 御覧ください、主よ
力ある者がわたしの命をねらって待ち伏せし
争いを仕掛けて来ます。
罪もなく過ちもなく
5 悪事をはたらいたこともないわたしを
打ち破ろうとして身構えています。
目覚めてわたしに向かい、御覧ください。
6 あなたは主、万軍の神、イスラエルの神。
目を覚まし、国々を罰してください。
悪を行う者、欺く者を容赦しないでください。〔セラ
7 夕べになると彼らは戻って来て
犬のようにほえ、町を巡ります。
8 御覧ください、彼らの口は剣を吐きます。
その唇の言葉を誰が聞くに堪えるでしょう。
9 しかし主よ、あなたは彼らを笑い
国々をすべて嘲笑っておられます。
10 わたしの力よ、あなたを見張って待ちます。
まことに神はわたしの砦の塔。
11 神はわたしに慈しみ深く、先立って進まれます。
わたしを陥れようとする者を
神はわたしに支配させてくださいます。
12 彼らを殺してしまわないでください
御力が彼らを動揺させ屈服させることを
わたしの民が忘れることのないように。
わたしたちの盾、主よ。

13 口をもって犯す過ち、唇の言葉、傲慢の罠に
自分の唱える呪いや欺く言葉の罠に
彼らが捕えられますように。
14 御怒りによって彼らを絶やし
絶やして、ひとりも残さないでください。
そのとき、人は知るでしょう
神はヤコブを支配する方
地の果てまでも支配する方であることを。〔セラ
15 夕べになると彼らは戻って来て
犬のようにほえ、町を巡ります。
16 彼らは餌食を求めてさまよい
食べ飽きるまでは眠ろうとしません。

17 わたしは御力をたたえて歌をささげ
朝には、あなたの慈しみを喜び歌います。
あなたはわたしの砦の塔、苦難の日の逃れ場。
18 わたしの力と頼む神よ
あなたにほめ歌をうたいます。
神はわたしの砦の塔。
慈しみ深いわたしの神よ。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

4 comments

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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