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教皇の意向:子を失った親 (11月)

詩編

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詩編 58

1 指揮者によって、「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。

2 しかし、お前たちは正しく語り
公平な裁きを行っているというのか
人の子らよ。
3 いや、お前たちはこの地で
不正に満ちた心をもってふるまい
お前たちの手は不法を量り売りしている。

4 神に逆らう者は
母の胎にあるときから汚らわしく
欺いて語る者は
母の腹にあるときから迷いに陥っている。
5 蛇の毒にも似た毒を持ち
耳の聞こえないコブラのように耳をふさいで
6 蛇使いの声にも
巧みに呪文を唱える者の呪文にも従おうとしない。

7 神が彼らの口から歯を抜き去ってくださるように。
主が獅子の牙を折ってくださるように。
8 彼らは水のように捨てられ、流れ去るがよい。
神の矢に射られて衰え果て
9 なめくじのように溶け
太陽を仰ぐことのない流産の子となるがよい。
10 鍋が柴の炎に焼けるよりも速く
生きながら、怒りの炎に巻き込まれるがよい。

11 神に従う人はこの報復を見て喜び
神に逆らう者の血で足を洗うであろう。
12 人は言う。
「神に従う人は必ず実を結ぶ。
神はいます。
神はこの地を裁かれる。」

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

4 comments

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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