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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

詩編

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詩編 140

1 【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】

2 主よ、さいなむ者からわたしを助け出し
不法の者から救い出してください。
3 彼らは心に悪事を謀り
絶え間なく戦いを挑んできます。
4 舌を蛇のように鋭くし
蝮の毒を唇に含んでいます。〔セラ

5 主よ、主に逆らう者の手からわたしを守り
不法の者から救い出してください
わたしの歩みを突き落とそうと謀っている者から。
6 傲慢な者がわたしに罠を仕掛け
綱や網を張りめぐらし
わたしの行く道に落とし穴を掘っています。〔セラ

7 主にわたしは申します
「あなたはわたしの神」と。
主よ、嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。
8 主よ、わたしの神よ、救いの力よ
わたしが武器を執る日
先頭に立ってわたしを守ってください。

9 主よ
主に逆らう者に欲望を満たすことを許さず
たくらみを遂げさせず
誇ることを許さないでください。〔セラ

10 わたしを包囲する者は
自分の唇の毒を頭にかぶるがよい。
11 火の雨がその上に降り注ぎ
泥沼に沈められ
再び立ち上がることのないように。
12 舌を操る者はこの地に固く立つことなく
不法の者は災いに捕えられ
追い立てられるがよい。

13 わたしは知っています
主は必ず、貧しい人の訴えを取り上げ
乏しい人のために裁きをしてくださることを。
14 主に従う人は御名に感謝をささげ
正しい人は
御前に座ることができるでしょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

4 comments

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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