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教皇の意向:子を失った親 (11月)

詩編

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詩編 139

1 【指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。】

主よ、あなたはわたしを究め
わたしを知っておられる。
2 座るのも立つのも知り
遠くからわたしの計らいを悟っておられる。
3 歩くのも伏すのも見分け
わたしの道にことごとく通じておられる。
4 わたしの舌がまだひと言も語らぬさきに
主よ、あなたはすべてを知っておられる。
5 前からも後ろからもわたしを囲み
御手をわたしの上に置いていてくださる。
6 その驚くべき知識はわたしを超え
あまりにも高くて到達できない。

7 どこに行けば
あなたの霊から離れることができよう。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。
8 天に登ろうとも、あなたはそこにいまし
陰府に身を横たえようとも
見よ、あなたはそこにいます。
9 曙の翼を駆って海のかなたに行き着こうとも
10 あなたはそこにもいまし
御手をもってわたしを導き
右の御手をもってわたしをとらえてくださる。

11 わたしは言う。
「闇の中でも主はわたしを見ておられる。
夜も光がわたしを照らし出す。」
12 闇もあなたに比べれば闇とは言えない。
夜も昼も共に光を放ち
闇も、光も、変わるところがない。

13 あなたは、わたしの内臓を造り
母の胎内にわたしを組み立ててくださった。
14 わたしはあなたに感謝をささげる。
わたしは恐ろしい力によって
驚くべきものに造り上げられている。
御業がどんなに驚くべきものか
わたしの魂はよく知っている。
15 秘められたところでわたしは造られ
深い地の底で織りなされた。
あなたには、わたしの骨も隠されてはいない。
16 胎児であったわたしをあなたの目は見ておられた。
わたしの日々はあなたの書にすべて記されている
まだその一日も造られないうちから。
17 あなたの御計らいは
わたしにとっていかに貴いことか。
神よ、いかにそれは数多いことか。
18 数えようとしても、砂の粒より多く
その果てを極めたと思っても
わたしはなお、あなたの中にいる。

19 どうか神よ、逆らう者を打ち滅ぼしてください。
わたしを離れよ、流血を謀る者。
20 たくらみをもって御名を唱え
あなたの町々をむなしくしてしまう者。
21 主よ、あなたを憎む者をわたしも憎み
あなたに立ち向かう者を忌むべきものとし
22 激しい憎しみをもって彼らを憎み
彼らをわたしの敵とします。

23 神よ、わたしを究め
わたしの心を知ってください。
わたしを試し、悩みを知ってください。
24 御覧ください
わたしの内に迷いの道があるかどうかを。
どうか、わたしを
とこしえの道に導いてください。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

4 comments

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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