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教皇の意向:子を失った親 (11月)

聖母のみ心(6/25)

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母はこれらのことをすべて心に納めていた

ルカ2:51
集会祈願

🌸 第一朗読 (イザヤ61:9-11)

イザヤの預言

9彼らの一族は国々に知られ
子孫は諸国の民に知られるようになる。
彼らを見る人はすべて認めるであろう
これこそ、主の祝福を受けた一族である、と。

10わたしは主によって喜び楽しみ
わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。
主は救いの衣をわたしに着せ
恵みの晴れ着をまとわせてくださる。
花婿のように輝きの冠をかぶらせ
花嫁のように宝石で飾ってくださる。
11大地が草の芽を萌えいでさせ
園が蒔かれた種を芽生えさせるように
主なる神はすべての民の前で
恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。

🌸 答唱詩編 詩編105 典177①②

アレルヤ唱 典276(聖マリアの訪問)

🌸 福音朗読 (ルカ2:41-51)

ルカによる福音

〔イエスの〕両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。 42イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。 43祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。 44イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や知人の間を捜し回ったが、 45見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。 46三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。 47聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。 48両親はイエスを見て驚き、母が言った。「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」 49すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」 50しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。 51それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。母はこれらのことをすべて心に納めていた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 昨日私たちは主イエスのみ心をお祝いしました。今日は主イエスの母、私たちの母、聖母マリアのみ心のお祝いをします。

 主イエスは父である神にすべてを委ねて、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで神のみ旨に従いました。また私たちが豊かに生きるためにご自分のいのちさえを捧げました。これは主イエスのみ心です。

 同じように聖母マリアも神を信頼し、フィアットを宣言してから、主イエスの足元に十字架まで従いました。それで、十字架のもとで主イエスの最後の言葉を受け、キリストによって新たに生まれるすべての人の母となりました。聖母マリアは謙遜な心をもって、神の御計画に対して全く理解できないところが沢山ありますが、それにもかかわらず神への信頼を続け、すべての出来事を心に納めています。これは聖母マリアのみ心です。

 私たちは聖母マリアのみ心に倣い、そのみ心に似た心が持てますよう一緒に祈りましょう。また、今月はみ心の月で、教皇フランシスコの意向に基づいて、苦しむすべての人がイエスのみ心に触れて生きる道を見いだすことが出来ますように今日の一日を神に捧げましょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

1 comments

  1. 義誠さんと呼ばれる和尚さんは幼い頃、野山で遊びほうけて帰ってくると父は家に鍵をかけている。一畳半ほどの小さな離れにいると母が迎えに来て父に謝ってあげるから、と。本物のお坊さんになれと父から言われていた、と。
    今、ルカ書15章の放蕩息子の父のような義誠さん。
    我々はまず本物の人間にならなくては!ペトロ・ネメシェギ『愛と平和』172頁参照。

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