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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

復活節第三月曜日(4/24)

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ステファノの顔は天使の顔のように見えた。

使徒言行録6:15
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録6.8-15)

 8〔そのころ、〕ステファノは恵みと力に満ち、すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。 9ところが、キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、ステファノと議論した。 10しかし、彼が知恵と“霊”とによって語るので、歯が立たなかった。 11そこで、彼らは人々を唆して、「わたしたちは、あの男がモーセと神を冒瀆する言葉を吐くのを聞いた」と言わせた。 12また、民衆、長老たち、律法学者たちを扇動して、ステファノを襲って捕らえ、最高法院に引いて行った。 13そして、偽証人を立てて、次のように訴えさせた。「この男は、この聖なる場所と律法をけなして、一向にやめようとしません。 14わたしたちは、彼がこう言っているのを聞いています。『あのナザレの人イエスは、この場所を破壊し、モーセが我々に伝えた慣習を変えるだろう。』」 15最高法院の席に着いていた者は皆、ステファノに注目したが、その顔はさながら天使の顔のように見えた。

🌸 答唱詩編 詩編119 典56 ①②

アレルヤ唱 典272 ㉜

🌸 福音朗読 (ヨハネ6.22-29)

ヨハネによる福音
 22〔イエスが五十人の人々に食べ物をお与えになった後、弟子たちはイエスが湖の上を歩いておられるのを見た。〕その翌日、湖の向こう岸に残っていた群衆は、そこには小舟が一そうしかなかったこと、また、イエスは弟子たちと一緒に舟に乗り込まれず、弟子たちだけが出かけたことに気づいた。 23ところが、ほかの小舟が数そうティベリアスから、主が感謝の祈りを唱えられた後に人々がパンを食べた場所へ近づいて来た。 24群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知ると、自分たちもそれらの小舟に乗り、イエスを捜し求めてカファルナウムに来た。 25そして、湖の向こう岸でイエスを見つけると、「ラビ、いつ、ここにおいでになったのですか」と言った。 26イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。 27朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」 28そこで彼らが、「神の業を行うためには、何をしたらよいでしょうか」と言うと、 29イエスは答えて言われた。「神がお遣わしになった者を信じること、それが神の業である。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 わずかのパンで群衆の腹を満たしてくださった、あの出来事の後、追ってきた群衆に語られたイエスの言葉。
 「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。」かつて、イスラエルの人々が聞いたモーセの言葉を思い出す、「人はパンだけでいきるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きる」と。
 しかし、実際、イスラエルの民は、パンに代わるマナをもって、飢えをしのぐことができた。そして、イエスも、群衆がその日を生きるために必要としているパンを増やして与えられた。それが、パンを超えて、より深い次元で人間を養い満たす糧のしるしであったとしても、人の目に見えるパンを与えられたことも確かである。神の子イエスが、人となってこの世に生き、人が生きるために必要とする、この世のものを通して、この世を超えた神をもたらしてくださったのは、神の大いなる計らいである。神は、お造りになったこの世のものを決して無視し、軽視されることはない。人間がそれを通してでなければ、この世を超えることが出来ないことを、よくご存じだからであろう。
 神は語られる。それは、人間が理解することのできる「言葉」を通して、語られるのである。人間の言葉を通して、それを超える「言葉」そのものである神を知り、神を愛するように、そして、神の命に与るものとなるようにと、それが、神の救いの計画なのではないか。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

1 comments

  1. 分かち合いにあるように、目に見えるパンも言葉も、今、頂いている。ここだけに留まると不安になる。これを通して、永遠の命のパンと神を感じ生きたい。

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