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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

四旬節第三木曜日(3月11)

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イエスは悪霊を追い出しておられた

ルカ11:14
集会祈願

🌸 第一朗読 (エレミヤ7:23-28)

エレミヤの預言

 〔主は言われる。〕わたしは次のことを〔わたしの民〕に命じた。「わたしの声に聞き従え。そうすれば、わたしはあなたたちの神となり、あなたたちはわたしの民となる。わたしが命じる道にのみ歩むならば、あなたたちは幸いを得る。」 24しかし、彼らは聞き従わず、耳を傾けず、彼らのかたくなで悪い心のたくらみに従って歩み、わたしに背を向け、顔を向けなかった。 25お前たちの先祖がエジプトの地から出たその日から、今日に至るまで、わたしの僕である預言者らを、常に繰り返しお前たちに遣わした。 26それでも、わたしに聞き従わず、耳を傾けず、かえって、うなじを固くし、先祖よりも悪い者となった。
 27あなたが彼らにこれらすべての言葉を語っても、彼らはあなたに聞き従わず、呼びかけても答えないであろう。 28それゆえあなたは彼らに言うがよい。「これは、その神、主の声に聞き従わず、懲らしめを受け入れず、その口から真実が失われ、断たれている民だ。」

🌸 答唱詩編 詩編95 典35③④

アレルヤ唱 典263④

🌸 福音朗読 (ルカ11:14-23)

ルカによる福音

 〔そのとき、〕14イエスは悪霊を追い出しておられたが、それは口を利けなくする悪霊であった。悪霊が出て行くと、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆した。 15しかし、中には、「あの男は悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出している」と言う者や、 16イエスを試そうとして、天からのしるしを求める者がいた。 17しかし、イエスは彼らの心を見抜いて言われた。「内輪で争えば、どんな国でも荒れ果て、家は重なり合って倒れてしまう。 18あなたたちは、わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言うけれども、サタンが内輪もめすれば、どうしてその国は成り立って行くだろうか。 19わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。 20しかし、わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。 21強い人が武装して自分の屋敷を守っているときには、その持ち物は安全である。 22しかし、もっと強い者が襲って来てこの人に勝つと、頼みの武具をすべて奪い取り、分捕り品を分配する。 23わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 皆さん、どうやって神の力による行動とサタンの力による行動を区別して、それぞれのわざを分かるのでしょうか。両方とも人間の目で動機や人の心を動かせる意思などを見ることができませんし、ただそれぞれの結果を見ることができるかもしれません。その結果によって、どちら神の働きであるか、どちらサタンの誘惑であるか判断することができると思います。

 主イエスによる神の道は十字架の道です。すなわち、謙遜な道であり、赦しの道であり、信仰・希望・愛の道であります。このような道を選んで、その道を歩むならば、信仰をもって神の力による救いのわざを感じることができると思います。

 サタンのやり方は、最初によい動機や相応しい理性を私たちに与えるかもしれませんが、霊的な識別をしないと、だんだんサタンは私たちを引っ張って自分の悪い道に導いてしまいます。サタンの道は神を試そうとすること、神を否定すること、そして殺意、ねたみや傲慢、高慢などです。

 四旬節が始まったときに、私たちは主イエスが荒れ野で誘惑を受けたという個所を読みました。主イエスはサタンの誘惑を打ち勝ちました。私たちは日々生活の中でどちら神の働きであるか、どちらサタンの誘惑であるかという迷う時が沢山あると思います。

 どうか神は私たちに主イエスの霊を送ってくださるよう、という祈りを熱心に唱えましょう。そうすると、私たちは信仰が強められ、神の力による行動を感じ、主イエスの道を歩むことができるのです。また、日々生活の中で、正しいことを選び、平和な世界を構築することができますように。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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