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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

復活の木曜日(4/13)

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「あなたがたに平和があるように」

ルカ24:36
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録3.11-26)

 11さて、その男がペトロとヨハネに付きまとっていると、民衆は皆非常に驚いて、「ソロモンの回廊」と呼ばれる所にいる彼らの方へ、一斉に集まって来た。 12これを見たペトロは、民衆に言った。「イスラエルの人たち、なぜこのことに驚くのですか。また、わたしたちがまるで自分の力や信心によって、この人を歩かせたかのように、なぜ、わたしたちを見つめるのですか。 13アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、わたしたちの先祖の神は、その僕イエスに栄光をお与えになりました。ところが、あなたがたはこのイエスを引き渡し、ピラトが釈放しようと決めていたのに、その面前でこの方を拒みました。 14聖なる正しい方を拒んで、人殺しの男を赦すように要求したのです。 15あなたがたは、命への導き手である方を殺してしまいましたが、神はこの方を死者の中から復活させてくださいました。わたしたちは、このことの証人です。 16あなたがたの見て知っているこの人を、イエスの名が強くしました。それは、その名を信じる信仰によるものです。イエスによる信仰が、あなたがた一同の前でこの人を完全にいやしたのです。 17ところで、兄弟たち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、わたしには分かっています。 18しかし、神はすべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。 19だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。 20こうして、主のもとから慰めの時が訪れ、主はあなたがたのために前もって決めておられた、メシアであるイエスを遣わしてくださるのです。 21このイエスは、神が聖なる預言者たちの口を通して昔から語られた、万物が新しくなるその時まで、必ず天にとどまることになっています。 22モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、わたしのような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。 23この預言者に耳を傾けない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。』 24預言者は皆、サムエルをはじめその後に預言した者も、今の時について告げています。 25あなたがたは預言者の子孫であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。『地上のすべての民族は、あなたから生まれる者によって祝福を受ける』と、神はアブラハムに言われました。 26それで、神は御自分の僕を立て、まず、あなたがたのもとに遣わしてくださったのです。それは、あなたがた一人一人を悪から離れさせ、その祝福にあずからせるためでした。」

🌸 答唱詩編 詩編8 典48①②

アレルヤ唱 典266(八日間)

🌸 福音朗読 (ルカ24.35-48)

 ルカによる福音
 35〔その時、エルサレムに戻った二人の弟子は、〕道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。
 36こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 37彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。 38そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。 39わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。」 40こう言って、イエスは手と足をお見せになった。 41彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。 42そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、 43イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。
 44イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」 45そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、 46言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。 47また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、 48あなたがたはこれらのことの証人となる。 49わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 昨日の話に続き、エルサレムにひそかに身を潜めている11人の弟子たちにイエスが現れたときの話。
 イエスの復活について語られる時によく使われるのは、主が「現れた」、あるいは、主を「見た」という表現。復活ということ自体、そう簡単に信じられないことだが、聖書が記すのは、イエスがどのように復活したかではなく、弟子たちが復活したイエスに会った、その姿を見た、イエスが現れた、ということである。しかも、一回限り、あるいは、一人だけの特異な体験ではなく、何度にもわたって、多くの人々が共に体験したということである。この共通体験がなければ、キリスト教は始まらなかったし、存続しなかったはず。戦争や災害など、大きな体験した人は、それを自分の中に留めておくことが出来ず、必ず人々に語り告げるもの。福音もそこから始まった。
 むろん、信じない人、信じられない人もいた。福音書は、それを否定しようとしない。今日の福音書箇所も、弟子たちの反応を記している、「おそれおののき、亡霊を見ている」と思った、「なぜ、うろたえ、心に疑いを起こすのか」、とイエスに咎められている。マルコは、弟子たちが「信じなかった」ということを繰り返し記している。
 わたしたちの信仰の土台は、使徒たちの復活体験にある。しかし、それが一人一人のものになるには、主が「心の目を開いて」くださること、聖霊によって、受け入れる心が備えられることが必要なのだ。この最大の神秘を、真底から受け入れる恵みを祈ろう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

1 comments

  1. 心の清い人は神を見る

    常に、天の父なる神・主イエスキリスト・聖霊、三位一体の神によって、聖母マリアをはじめとする聖人たちのとりなしによって、わたくしたち人類の心が清められますように。
    アーメン。アレルヤ。

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