祈る花:Inoruhana
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祈祷の使徒・PWPNJP25

2025年11月25日
年間第三十四火曜日(聖カタリナ-アレクサンドリアの-おとめ殉教者)

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手放す時

 この日の始まりに、心を開いて主の御言葉に耳を傾けましょう。「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」(ルカ21:6)
 取り壊されるべきもの、一時的でやがて消え去らねばならないものを見抜く恵みを主に願いましょう。そして新たな始まりが根づきますように。真の美しさが覆い隠されずに見え、物事の表面のきらびやかさが真の宝である主ご自身を曇らせることがありませんように。
 自殺の思いに苛まれる人々のために「日々ささげる祈り」をささげましょう。新たな始まりを助けてくれる兄弟姉妹に出会えますように。

豊かな沈黙

 この午後、受難の主の御心に自らの心を重ねることができるよう、黙想のひとときを取りましょう。「大いなる沈黙の日、天は沈黙して地は静止しているように見えますが、まさにそこでキリスト教信仰の最も深い神秘が成就するのです。」(教皇レオ14世)
 聖土曜日とは、理解できない沈黙に向かうときです。見えなかったり、理解できないこともあるでしょう。――どんなことに直面しても信じる信仰を、主に願いましょう。
 自殺の思いに苦しむ人々のために、「今月の祈り」を唱えましょう。

心を開いて

 一日の出来事を振り返る時間を取りましょう。今日出会った方々、訪れた場所、そして過ごしたひとときに感謝しましょう。
 兄弟姉妹とどのように出会いましたか? 不安や怒りを感じた出来事は思い出されますか? 誰かへの恨みを抱えていたり、ゆるせていない人はいませんか?
 自分の心を見つめ、助けとならないものは手放しましょう。気づいたことを心に留め、主にささげましょう。
 「主の祈り」

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。