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教皇の意向:使命を担い合う (10月)

年間第五月曜日(2/7)

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どこでもイエスがおられると聞けば、

マルコ6:55
集会祈願

🌸 第一朗読 (列王記上8.1-7、9-13)

 1〔その日、〕ソロモンは、そこでイスラエルの長老、すべての部族長、イスラエル人諸家系の首長をエルサレムの自分のもとに召集した。「ダビデの町」シオンから主の契約の箱を担ぎ上るためであった。 2エタニムの月、すなわち第七の月の祭りに、すべてのイスラエル人がソロモン王のもとに集まった。 3イスラエルの全長老が到着すると、祭司たちはその箱を担ぎ、 4主の箱のみならず臨在の幕屋も、幕屋にあった聖なる祭具もすべて担ぎ上った。祭司たちはレビ人たちと共にこれらのものを担ぎ上った。 5ソロモン王は、彼のもとに集まったイスラエルの全共同体と共に、その箱の前でいけにえとして羊や牛をささげた。その数はあまりにも多く、調べることも数えることもできなかった。 6祭司たちは主の契約の箱を定められた場所、至聖所と言われる神殿の内陣に運び入れ、ケルビムの翼の下に安置した。 7ケルビムは箱のある場所の上に翼を広げ、その箱と担ぎ棒の上を覆うかたちになった。
 9箱の中には石の板二枚のほか何もなかった。この石の板は、主がエジプトの地から出たイスラエル人と契約を結ばれたとき、ホレブでモーセがそこに納めたものである。
10祭司たちが聖所から出ると、雲が主の神殿に満ちた。 11その雲のために祭司たちは奉仕を続けることができなかった。主の栄光が主の神殿に満ちたからである。
12ソロモンはそのときこう言った。
「主は、密雲の中にとどまる、と仰せになった。
13荘厳な神殿を
いつの世にもとどまっていただける聖所を
わたしはあなたのために建てました。」

🌸 答唱詩編 詩編89 典38 ③④

アレルヤ唱 典268 ①

🌸 福音朗読 (マルコ6.53-56)

マルコによる福音
 53〔その時、イエスと弟子たちは〕湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いて舟をつないだ。 54一行が舟から上がると、すぐに人々はイエスと知って、 55その地方をくまなく走り回り、どこでもイエスがおられると聞けば、そこへ病人を床に乗せて運び始めた。 56村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日の福音書は、よい医者さんのような主イエスの姿を描いています。主イエスがどこに行かれても、病人は主イエスのところに運ばれて、主イエスを囲んで癒しを願います。主イエスは病者をすべて癒しました。この箇所を黙想してみますと、主イエスのわざを通して、神様は深い憐みと愛をもって人々を救うということを感じることができるでしょう。

 癒しというのはただ単に病気を治したということではなくて、もう少し社会的な広がりを持ったものです。さらに、癒しというのは神の支配、神の国が近づいたというしるしが示されています。また社会的な人間関係は良い関係になり、もっと深く主イエスとともに結ばれるというしるしとなります。

 今日は全ての病者のために祈りながら、よきサマリア人のように彼らを大切にして、また彼らを助ける必要があるでしょう。

 どうか、聖母マリアの取次によって、私たちが対話と相互受容の精神のもとに受けた恵みを分かち合い、他者の必要に心を配りながら兄弟姉妹として生き、寛大な心で与えるすべを身につけ、私欲にとらわれずに奉仕する喜びを知ることができますように。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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