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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第二十八金曜日(10/14)

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神の栄光をたたえる。

エフェソ1:12
集会祈願

🌸 第一朗読 (エフェソ1:11-14)

使徒パウロのエフェソの教会への手紙
 11〔みなさん、〕キリストにおいてわたしたちは、御心のままにすべてのことを行われる方の御計画によって前もって定められ、約束されたものの相続者とされました。 12それは、以前からキリストに希望を置いていたわたしたちが、神の栄光をたたえるためです。 13あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです。 14この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。

🌸 答唱詩編 詩編33 典46 ①③

アレルヤ唱 典269 ㊴

🌸 福音朗読 (ルカ12:1-7)

ルカによる福音
 1〔そのとき、〕数えきれないほどの群衆が集まって来て、足を踏み合うほどになった。イエスは、まず弟子たちに話し始められた。「ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。それは偽善である。 2覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。 3だから、あなたがたが暗闇で言ったことはみな、明るみで聞かれ、奥の間で耳にささやいたことは、屋根の上で言い広められる。」
 4「友人であるあなたがたに言っておく。体を殺しても、その後、それ以上何もできない者どもを恐れてはならない。 5だれを恐れるべきか、教えよう。それは、殺した後で、地獄に投げ込む権威を持っている方だ。そうだ。言っておくが、この方を恐れなさい。 6五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。 7それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「だれを恐れるべきか、教えよう」。恐れは、どの時代でも、だれにでも襲ってくるもの。不安と比べて具体的な対象に対してもつ感情と言われる。日本では、古来、恐るべきこととして、「地震、雷、火事、おやじ」と言われた。今なら、さらに、台風、津波、異常気象、さらには、戦争の脅威、特に核兵器の使用、テロの恐れ、等。
 聖書の民は、昔から恐るべきものについて教えられた。預言者は「恐れるな」と繰り返し民に呼び掛けた。知恵文学では、「主を畏れること」は知恵のはじめ、と言われ、詩編の中では、主を畏れる人は、掟を守る人、主の道を歩む人、主を愛する人と言い換えられている。
 イエスの弟子が「恐れるな」と言われるのは、イエスに従うこと、イエスについて信仰を表明すること、イエスの仲間であることを公言することからくる、かつて経験したことのない「恐れ」かもしれない。人々から、その信仰ゆえに、裁かれ、侮辱され、文字通り、痛めつけられ、さらには、殺されること。迫害に伴う、あらゆる仕打ちが人を恐れに突き落とす。しかし、だからこそ、イエスは力を込めて「恐れるな」と言い、むしろ、「神のみを畏れよ」と言われる。イエスを主とあがめることは、イエスをあらゆる恐れから解放し、真の自由に導かれた、その神を信じることだから。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

1 comments

  1. いつも通り分かち合いに勇気が湧く。
    紀元前からの歴史の上に我々は生きている。

    そして、イエス・キリスト。
    イエスの仲間と公言し何度も挫折しながらも言行一致であろうとすること。
    そうすればファリサイ派やサドカイ派やヘロデ派、、、らの集団的迫害に遭い、イエスがどれほど真実の方かわかる(サドカイ派は天を信ぜずヘロデ派は人殺し、一発で識別可能。ヤッカイなのはファリサイ派、国賊だとか電通だとか言っただけで礼儀だなんだと七五三的難癖つけて過剰反応する)。
    まさにイエスが神であり真実の人間でもある唯一の者であることがわかる。

     今はキリシタン時代ではない。
    真実を知っていながら公言しないなんてパウロが言う通り再び自ら奴隷となっている。正木ひろしが言う通り家畜だ。

    自由を行使する者のみが自由である
    国民の強さは弱者の幸福によって測られる
     スイス連邦憲法前文

    人類普遍の原理(日本国憲法)に生きようぜ!

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