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教皇の意向:子を失った親 (11月)

待降節第一土曜日(12/7)

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行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。
集会祈願

🌸 第一朗読 (イザヤ30.19-21、23-26)

イザヤの預言

19〔イスラエルの聖なる神、主は言われる。〕
まことに、シオンの民、エルサレムに住む者よ
もはや泣くことはない。
主はあなたの呼ぶ声に答えて
必ず恵みを与えられる。
主がそれを聞いて、直ちに答えてくださる。
20わが主はあなたたちに
災いのパンと苦しみの水を与えられた。
あなたを導かれる方は
もはや隠れておられることなく
あなたの目は常に
あなたを導かれる方を見る。
21あなたの耳は、背後から語られる言葉を聞く。
「これが行くべき道だ、ここを歩け
右に行け、左に行け」と。
23主は、あなたが地に蒔く種に雨を与えられる。
地の産み出す穀物は豊かに実る。
その日には
あなたの家畜は広い牧場で草をはみ
24地を耕す牛やろばは
ふるいや箕でえり分け
発酵させた飼葉を食べる。
25大いなる殺戮の日、塔の倒れるとき
そびえ立つすべての山、高い丘の上に
水路が造られて、水を運ぶ。
26主が民の傷を包み
重い打ち傷をいやされる日
月の光は太陽の光になり
太陽の光は七倍になり
七つの日の光となる。

🌸 答唱詩編 詩編147 典27 ①③

:栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。

神をたたえ、賛美の歌をうたおう。
神をたたえることは美しく正しい。
神はエルサレムを建て直し、
その散らされた者を集められる。【答】

神は失意の人々を支え、
その傷をいやされる。
へりくだる人を支え、
逆らう者を地に倒される。【答】

アレルヤ唱 典255 ③

アレルヤ、アレルヤ。あなはわたしたちをさばき、おきてを与え、支配される主なる神。アレルヤ、アレルヤ。

🌸 福音朗読 (マタイ9.35~10.1、5a、6-8)

マタイによる福音

 35イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。 36また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。 37そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。 38だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」
 1イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。
 5イエスはこの十二人を派遣するにあたり、次のように命じられた。 6むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。 7行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。 8病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい。ただで受けたのだから、ただで与えなさい。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日の第一朗読の約束は、福音書の中でイエスご自身によって成就され、2つのセクションに分けられている。

 第一に、イエスは絶えず移動し、各地の会堂で教え、神の支配が彼らの間に到来するという福音を宣べ伝え、病める者すべてに癒しをもたらす姿が描かれている。マタイはイエスに「良き羊飼い」という称号を使ってはいないが、嫌がらせを受け、落ち込んでいる人々、人生の方向性を見いだせない人々、羊飼いのいない羊のような人々に対するイエスの深い憐れみを示している。イエスは明らかに羊飼いであり、彼らを居場所へと導くことができる。

 第二に、イエスは弟子たちに、刈り入れを待っている大きな収穫があると言われる。これまでは一人で働いてきたが、特に自分がいなくなった後は助けが必要だ。収穫畑で働ける人はほとんどいない。そこで主は十二人を呼び寄せ、人々を邪悪な力から解放し、あらゆる病気を癒すご自身の力を彼らに手渡される。

 収穫はまだ大きく、労働者の必要性は相変わらず大きい。主が収穫のために労働者を送ってくださるよう求めるとき、私たち一人ひとりの役割は何かを自問しなければならない。それは祭司や修道者だけの問題ではない。イエスは祭司や修道者(福音書が書かれた当時は「修道者」などというものは存在しなかった)に対してではなく、イエスに従う者一人ひとり、つまり洗礼を受けている私たち一人ひとりに対して語られたのだ。私たち一人ひとりが収穫人となるように召されているのである。私たち一人ひとりが、他の誰も行くことのできない収穫畑の一角に行くことができる。

 家族、隣人、職場の同僚、そして私たちの生活に入り込んでくる人々などである。癒しと慈愛に満ちたイエスを誰かの人生にもたらすことができるのは、私一人かもしれない。

 では、私たちは何をすればいいのだろうか?神の支配がすぐ近くにあることを人々に知らせるのだ。ひとたび私たちが神とその御子にイエスと言えば、彼らは私たちの人生の一部となる。そして私たちは、イエスが弟子たちに言われたのと同じ働きをするのである:

 病人を治す:私たちの同情と支援によって行い、それはしばしばどんな治療よりも効果がある。

 死者をよみがえらせる:文字通りの意味ではない。しかし、知的に、感情的に、社会的に死んでいる人はたくさんいる。彼らは肉体的には生きているが、意味のある人生を生きることをやめている。私たちは、彼らが再び生を見出すのを助けることができる。

 ハンセン病患者を清める:軽視し、無視し、軽蔑し、拒絶し、避けている、社会の片隅にいるすべての人々。落ちこぼれ、依存症(薬物、アルコール、ポルノ)に苦しむ人々、ホームレス、シングルマザー、「セックスワーカー」……彼らが神に受け入れられ、愛されていることを知らせましょう。

 悪魔を追い出す:人々が恐れ、怒り、憎しみ、暴力の悪魔から、薬物、アルコール、ニコチン、性的虐待(自分自身と他人)から、お金、注目、地位への貪欲さから解放されるのを助ける。

 クリスマスのメッセージを聞き、体験する必要のある人たちがたくさんいる。そして、残念なことに、クリスマスを不幸、憂うつ、孤独の時という悪いニュースにしている人たちもたくさんいる。それを変えるために努力しよう。

Living Spaceより

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。