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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第三十火曜日(10月27)

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わたしたちは、キリストの体の一部なのです

エフェソ5:30
集会祈願

???? 第一朗読 (エフェソ5:21-33)

 21〔皆さん、〕キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。 22妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。 23キリストが教会の頭であり、自らその体の救い主であるように、夫は妻の頭だからです。 24また、教会がキリストに仕えるように、妻もすべての面で夫に仕えるべきです。 25夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。 26キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、 27しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。 28そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。 29わが身を憎んだ者は一人もおらず、かえって、キリストが教会になさったように、わが身を養い、いたわるものです。 30わたしたちは、キリストの体の一部なのです。 31「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」 32この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。 33いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。

???? 答唱詩編 詩編128 典103①②

アレルヤ唱 典271⑫

???? 福音朗読 (ルカ13:18-21)

ルカによる福音

 18〔そのとき、〕イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。 19それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」20また言われた。「神の国を何にたとえようか。 21パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 今日の福音書のたとえは非常に短いですけれども、一言一言(一つ一つの言葉)は深い意味があるような気がします。人が種を取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作ると聖書は言います。それは何の意味でしょうかというとキリストの生涯のたとえだと思います。「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました」(フィ2、6-7)。ここでは、キリストは種のようです。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」(ヨ12、24)。このため、木のように復活を通じて、「神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました」(フィ2、9)と。明らかに、苦難を受けたとき、主イエスは種のようで、復活したとき、成長された木のように違いありません。例えば、ベタニアで空腹を覚えたとき、主イエスは種のようで、5千人に五つのパンで満腹させたとき、主イエスは木のようでしょう。私たちはいつ種のようでしょうか、また、いつ木のようでしょうかと思い起こしましょう。

 二つ目のたとえを読んでみると、パン種は主イエス・キリストご自身だと考えられます。毎日ミサを献げるとき、パンとぶどう酒は聖別されて、キリストの体と血に変容されます。このパンを受け取ったときに、キリストはこんな罪人である私たちの内に入るようになりました。それにしては、「やがて、(私たちの)全体が膨れる」でしょうか。聖なるもの、主イエスのようになったでしょうか。あるいは日常生活の中では、神の霊が働いていることを感じているでしょうか。やっぱり、神の働き、つまり神の国はかなり我々の内にパン種のように隠れています。特に私には、あまり神の働きが見えないのです。だからこそ、やはり信仰は必要だと思います。信仰は神の国の鍵です。

 主よ、私たちの信仰を強めてください。このため、私たちはあなたのいのちのパンを受け入れられるのです。また、からし種とパン種のようにならせてください。このため、私たちはあなたの愛と栄光の中、成長できるのです。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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