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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第三十木曜日(10月29)

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絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい

エフェソ6:18
集会祈願

???? 第一朗読 (エフェソ6:10-20)

 10〔皆さん、〕最後に言ます。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。 11悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。 12わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。 13だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。 14立って、真理を帯として腰に締め、正義を胸当てとして着け、 15平和の福音を告げる準備を履物としなさい。 16なおその上に、信仰を盾として取りなさい。それによって、悪い者の放つ火の矢をことごとく消すことができるのです。 17また、救いを兜としてかぶり、霊の剣、すなわち神の言葉を取りなさい。 18どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。 19また、わたしが適切な言葉を用いて話し、福音の神秘を大胆に示すことができるように、わたしのためにも祈ってください。 20わたしはこの福音の使者として鎖につながれていますが、それでも、語るべきことは大胆に話せるように、祈ってください。

???? 答唱詩編 詩編66 典45⑧⑨

アレルヤ唱 典271 ⑭

???? 福音朗読 (ルカ13:31-35)

ルカによる福音

 31ちょうどそのとき、ファリサイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに言った。「ここを立ち去ってください。ヘロデがあなたを殺そうとしています。」 32イエスは言われた。「行って、あの狐に、『今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、三日目にすべてを終える』とわたしが言ったと伝えなさい。 33だが、わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。預言者がエルサレム以外の所で死ぬことは、ありえないからだ。 34エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。 35見よ、お前たちの家は見捨てられる。言っておくが、お前たちは、『主の名によって来られる方に、祝福があるように』と言う時が来るまで、決してわたしを見ることがない。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 毎日の生活は冒険的な旅の歩みです。人間として主イエスはこういう生活をしました。主イエスの生活は遊牧民の生活のように、固定された場所はないし、「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない」(マタイ8,20)という生活です。この生活は他人の親切によるもので、不安定です。また、この生活は宗教の権威にも、政治の権威にも、脅かされていました。今日の福音で、ファリサイ派の人々が何人か近寄って来て、主イエスにヘロデが主イエスを殺そうとするということを言いました。ヘロデ自身こそは預言者ヨハネを殺したその人なのです。

 しかし、主イエスは落ち着き、恐れませんでした。悪霊を追い出し、病気を癒すという御自分の道を進まねばなりませんでした。今日も明日も、この仕事を続けおられます。預言者たちを殺した所とあるエルサレムに向かって、行きます。これはヘロデの権威を恐れるのではなく、神の権威の下で、供え物として死ぬことを受け入れるためです。

 確かに、主イエスはエルサレムが御自分を拒んで、殺すということを知っているけれども、雌鳥が雛を羽の下に集めるように、エルサレムを愛しています。主イエスはそういうエルサレムのために、御自分を拒む人々のために祈り、悪霊を追い出し、病気を癒し続けます。そして特に彼らのために十字架の上で死にました。

 主イエスの愛によって私たちの生活には意義があります。聖パウロはどうかこの愛を深く経験したので、「キリストの愛から私たちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。しかし、これらすべてのことにおいて、私たちは、私たちを愛して下さる方によって、輝かしい勝利を収めています。私は確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、どんなものでも、私たちの主キリスト・イエスによって、示された神の愛から、私たちを引き離すことはできないのです。」(ローマ8:35-39)と言いました。このミサの中で、私たちもこの確信をもって、冒険的な旅を生きることができるよう、神に祈り求めましょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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