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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第二土曜日(1/21)

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一同は食事をする暇もないほどであった

マルコ3:20
集会祈願

🌸 第一朗読 (ヘブライ9.2-3、11-14)

 2〔皆さん、〕第一の幕屋が設けられ、その中には燭台、机、そして供え物のパンが置かれていました。この幕屋が聖所と呼ばれるものです。 3また、第二の垂れ幕の後ろには、至聖所と呼ばれる幕屋がありました。 
 11けれども、キリストは、既に実現している恵みの大祭司としておいでになったのですから、人間の手で造られたのではない、すなわち、この世のものではない、更に大きく、更に完全な幕屋を通り、 12雄山羊と若い雄牛の血によらないで、御自身の血によって、ただ一度聖所に入って永遠の贖いを成し遂げられたのです。 13なぜなら、もし、雄山羊と雄牛の血、また雌牛の灰が、汚れた者たちに振りかけられて、彼らを聖なる者とし、その身を清めるならば、 14まして、永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか。

🌸 答唱詩編 詩編47 典112 ①②

アレルヤ唱 典270 51

🌸 福音朗読 (マルコ3.20-21)

マルコによる福音
 20イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。 21身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日の福音は非常に短い。マルコだけが、この箇所を記しているのは、それなりの理由があるのだろうか。マルコ福音の少し前のところには、「おびただしい群衆」が押し寄せて来る話があり、次いで、イエスから選び出された「12人の使徒」の話があった。それに対して、今日の箇所では、イエスを取り押さえに来た「身内の人たち」と、来週はエルサレムから来た「律法学者」のことが読まれる。
一方で、イエスに積極的に近づこうとする人たち、他方で、イエスの活動を止めたり、非難したりする人がいる。
人間はとかく、自分が身に着けた考え方で、人や状況に対応しようとする。子どもの時や若い時は、とかく、皆がするように考え行動する。そして、「皆やっている」が口癖になる。中年や老人の間では、むしろ、常識がものを言う。奇抜なことを言ったり、提案したりすると、前例がないとか、危ないことはやめとけ(安全第一)と言う。
イエスの振舞いや人々への対応は、身内の方々、律法の専門家には、放置できない、常軌を逸した行動に思えたに違いない。「気が変になった」、昔の訳では、「気が狂った」という表現は、それが人間的な考え方に凝り固まった人間にとって、とても受け入れがたいものだった証拠ではないか。
かつて「意表をつく神」(“God of Surprises”)という題で出版された本がある。いつも若い神、人間の思いを超える神、そうした神の思いを体現するイエスの心を、少しでも受け止め、理解し、倣うことができるよう祈ろう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

2 comments

  1. 分かち合いにある通り、安全第一という場合、責任者の社会的地位の安全であることが多い。
    ある小教区で二番目に小さな恵みちゃんが悪ガキ兄ちゃんたちと同じく石垣から飛び降りたいと言い出したとき、あえて止めず、終身全責任を負う覚悟で射祷した。
    恵みちゃんも一瞬静まり、横の方から降りてきてくれた。
    外的、客観的には何もしていないが、やたら、どっと、疲れた。

    本日福音、パウロによる福音書?並行箇所、使徒言行録26:24。

    返信
  2. 分かち合いにある通り、安全第一という場合、責任者の社会的地位の安全であることが多い。
    ある小教区で二番目に小さな恵みちゃんが悪ガキ兄ちゃんたちと同じく石垣から飛び降りたいと言ったとき、あえて止めず、終身全責任を負う覚悟で射祷した。
    恵みちゃんも一瞬静まり、横の方から降りてきてくれた。
    外的、客観的には何もしていないが、やたら、どっと、疲れた。

    本日福音、パウロによる福音書?並行箇所、使徒言行録26:24。

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