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教皇の意向:教育を受ける権利 (1月)

年間第一月曜日(1/13)

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「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」
集会祈願

🌸 第一朗読 (ヘプライ1.1-6)

使徒パウロのヘブライ人への手紙

 1神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、 2この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。 3御子は、神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。 4御子は、天使たちより優れた者となられました。天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです。
5いったい神は、かつて天使のだれに、
「あなたはわたしの子、
わたしは今日、あなたを産んだ」
と言われ、更にまた、
「わたしは彼の父となり、
彼はわたしの子となる」
と言われたでしょうか。 6更にまた、神はその長子をこの世界に送るとき、
「神の天使たちは皆、彼を礼拝せよ」
と言われました。

🌸 答唱詩編 詩編97 典25 ①②

:栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。

神は王。世界よ、喜びおどれ。
島々は叫びをあげよ。
神は雲と霧を従え、
正義とさばきが王座を支える。【答】

天は神の正義を告げ、
諸国の民はその栄光を仰ぐ。
神よ、あなたは世界の上に高く立ち、
すべての神々を越えて偉大なかた。【答】

アレルヤ唱 典268 ③

アレルヤ、アレルヤ。神の国は近づいた。回心して福音を信じなさい。アレルヤ、アレルヤ。

🌸 福音朗読 (マルコ1.14-20)

マルコによる福音

 14ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、 15「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。
 16イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。 17イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。 18二人はすぐに網を捨てて従った。 19また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、 20すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 昨日で降誕節が終わり、今日から四旬節まで年間の季節に入る。その間、読まれるのはマルコ福音。マルコは、イエスが洗礼を受けられた後、荒れ野で誘惑を受け、それからガリラヤに戻って活動を始められたことを記す。そして、何よりも先に二人ずつ二組、合わせて四人の弟子を呼ばれたことを記す。マルコは、淡々と、漁師だった彼らが網と舟を捨てて、イエスに従ったと。
 考えてみれば、大の男たちが、一回限りの出会い、しかも、イエスの一言で、その後の人生を決定づけるような行動ができたか、不思議に思わないだろうか。ルカは、なぜか、弟子たちの決断を、不思議な大漁と結びつけて記し、ヨハネはさらに、最初の弟子たちが、洗礼者ヨハネの紹介でイエスに出会い、イエスの泊まっておられるところを見た、と記している。おそらく、弟子たちがイエスに従う過程では、様々な心の動き、揺れ、迷いがあっただろう。しかし、すべてをイエスに委ねるという、生涯にわたる決断の出発点には、最初のイエスとの出会い、という不思議な体験があったに違いない。
 イエスの弟子になるということ、その「後についてゆく」、「従う」、という言葉で表される、そうした行為の背景には、まず主から呼びかけられ、親しい交わりに招かれ、召される、という、主ご自身の決定的な働きかけがあることを思い、感謝のうちに、その招きに日々、忠実に応えてゆく恵みを共に祈ろう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。