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教皇の意向:子を失った親 (11月)

日本二十六聖人殉教者(2月5)

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わたしはいつもあなたがたと共にいる

マタイ28:20
集会祈願

信じる者の力である神よ、あなたは日本二十六聖人を、十字架の死を通して永遠のいのちにお召になりました。この殉教者の取り次ぎを願うわたしたちが、死に至るまで力強く信仰をあかしすることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

🌸 第一朗読 (ガラテヤ2.19-20)

  19〔皆さん、〕わたしは神に対して生きるために、律法に対しては律法によって死んだのです。わたしは、キリストと共に十字架につけられています。 20生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。

🌸 答唱詩編 詩編126 典107 ①③

 主とともに働くわれらは、
  主とともにその実を味わう。

神が捕らわれびとをシオンに戻されたとき、
わたしは夢を見ている思いがした。
わたしたちの顔はほほえみ、
口には喜びの歌が浮かんだ。  【答】

種を手に涙を流して出て行くひとは、
束をかかえ、喜びにあふれて帰って来る。
神はわたしたちに偉大なわざを行われ。
わたしたちは喜びにあふれた。   【答】

アレルヤ唱 典267 ①

アレルヤ、アレルヤ。全世界に行き、すべての人をわたしの弟子にしなさい。わたしは世の終わりまでいつもあなたがたとともにいる。アレルヤ、アレルヤ。

🌸 福音朗読 (マタイ28.16-20)

マタイによる福音
 16〔そのとき、〕十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。 17そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。 18イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。 19だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、 20あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

奉納祈願

全能の神よ、この供えものを祝福し、とうといものとしてください。日本の二十六聖人が、あなたの愛に支えられてすべての苦しみに打ち勝ったように、わたしたちの心にも愛の火を燃え上がらせてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

拝領祈願

父である神よ、あなたは、日本二十六聖人のうちに、十字架の神秘を現わしてくださいました。主の過越にあずかったわたしたちがキリストに従い、すべての人の救いのために尽くすことができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン

祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日、全世界の教会は信仰のために命を捧げた日本26聖人殉教者を記念し、お祝いする。殉教の年は、1597年、秀吉が伴天連追放令を出し、高山右近を追放してから10年後のこと。
 朝鮮出兵の失敗、相次ぐ災害、そして異国の宗教の拡大、そうした中で、積み荷を満載したスペインからの船が四国に漂着し、スペインは、宣教師を送り込んで、ゆくゆくその国を支配するというデマに乗せられ、秀吉は一気に、キリシタン弾圧を実施。京都で、スペイン人を中心としたフランシスコ会宣教師6名、日本人イエズス会員3名、信徒17名を捕え、長崎までの道(900キロ)を一月かけて歩かせ、2月5日、西坂の丘で、十字架刑に処した。
 長崎への厳しい旅の途次、一行は、かつて、フランシスコ・サビエルが上陸した下関唐戸で一夜を過ごし、翌日、対岸の大里(北九州市門司区)へ舟で渡ったとされる。一行に含まれる3名のイエズス会員は神学生だったパウロ三木(33歳)、五島出身のヨハネ五島草庵(19歳)、備前の人ヤコブ喜左衛門(64歳)。三木は、十字架の上から、堂々と自らの信仰を告白。後の二人は、殉教の直前、長崎浦上で、誓願を立て、入会を許された。中には、3人の若者、ルドビコ茨木(12歳)、トマス小崎(15歳)、父親を中国人とするアントニオ(13歳)がいた。
 一昨年、来日したフランシスコ教皇は、殉教の地に立って言われた、「今の日本にある教会が、すべての困難と展望を含め、十字架の上から放たれた聖パウロ三木のメッセージに日々耳を傾けるようにとの招きを感じ、道、真理、いのちであるかたの福音の喜びと美を、すべての人と分かち合えますように。わたしたちに重くのしかかり、謙虚に、自由に、大胆に、思いやりをもって歩むことを妨げるものから、日々解き放たれますように」と。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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