神の国はあなたたちのところに来ている
集会祈願
🌸 第一朗読 (ガラテヤ3:7-14)
使徒パウロのガラテヤの教会への手紙
7〔皆さん、〕信仰によって生きる人々こそ、アブラハムの子であるとわきまえなさい。 8聖書は、神が異邦人を信仰によって義となさることを見越して、「あなたのゆえに異邦人は皆祝福される」という福音をアブラハムに予告しました。 9それで、信仰によって生きる人々は、信仰の人アブラハムと共に祝福されています。 10律法の実行に頼る者はだれでも、呪われています。「律法の書に書かれているすべての事を絶えず守らない者は皆、呪われている」と書いてあるからです。 11律法によってはだれも神の御前で義とされないことは、明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。 12律法は、信仰をよりどころとしていません。「律法の定めを果たす者は、その定めによって生きる」のです。 13キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。「木にかけられた者は皆呪われている」と書いてあるからです。 14それは、アブラハムに与えられた祝福が、キリスト・イエスにおいて異邦人に及ぶためであり、また、わたしたちが、約束された“霊”を信仰によって受けるためでした。
🌸 答唱詩編 詩編111 典61 ①②
アレルヤ唱 典271 ㉒
🌸 福音朗読 (ルカ11:15-26)
ルカによる福音
15〔そのとき、イエスは悪霊どもを追い出しておられたが、人々の〕中には、「あの男は悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出している」と言う者や、 16イエスを試そうとして、天からのしるしを求める者がいた。 17しかし、イエスは彼らの心を見抜いて言われた。「内輪で争えば、どんな国でも荒れ果て、家は重なり合って倒れてしまう。 18あなたたちは、わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言うけれども、サタンが内輪もめすれば、どうしてその国は成り立って行くだろうか。 19わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。 20しかし、わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。 21強い人が武装して自分の屋敷を守っているときには、その持ち物は安全である。 22しかし、もっと強い者が襲って来てこの人に勝つと、頼みの武具をすべて奪い取り、分捕り品を分配する。 23わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。」
24「汚れた霊は、人から出て行くと、砂漠をうろつき、休む場所を探すが、見つからない。それで、『出て来たわが家に戻ろう』と言う。 25そして、戻ってみると、家は掃除をして、整えられていた。 26そこで、出かけて行き、自分よりも悪いほかの七つの霊を連れて来て、中に入り込んで、住み着く。そうなると、その人の後の状態は前よりも悪くなる。」
奉納祈願
拝領祈願
🌸 分かち合い
祈りについての話から、一転して、イエスの行われる不思議な業に対する人々の反応と、イエスの対応について。
様々な癒しの業や悪霊を追い出す出来事を経験して、多くの群衆はイエスを信じたが、中には悪霊の頭ベルゼブルの力によって悪霊を追い出すと、難癖をつける人(マルコでは、エルサレムから来た律法学者)がいた。
ベルゼブルという名は、旧約聖書に出る、カナン人が礼拝していた神の名。イエスは、悪霊が悪霊を追い出していたら、彼らは一体どうなるのか、と反論。そして、言われる、「わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ」と。「神の指」とは、神ご自身の力、世界を創造される神の手(「あなたの指のわざである天を仰ぎ」詩8)を指す言葉。イエスは、その神の力をもって、不思議を行っておられる。
しかし、人間は、つい、自分に理解できないこと、自分の慣れ親しんできた考え方、生き方と違うものが提示されたとき、それを素直に受け入れるより、様々な理由付けを行って、それを否定したり、曲解したりしようとする。経験が豊かで、知識も豊富な人に限って、そうした傾向をもつかもしれない。
イスラエルの人々にとって、神が人となるということ、人となられた神が、今ここで神の力をもって不思議を行うということは、容易に受け入れることのできないものだった。わたしたちも、この根本的な秘儀を、素直な心で認め受け入れ、信じる恵みを祈ろう。(S.T.)
うっかりしていた。母が成年後見人・弁護士に拉致されたのが4月18日月曜日だからもう半年近くになる。
先日も成年後見人・弁護士に電話したが無駄だったし、悪に染まった日本社会に抗議するより、母とは離ればなれだが、それぞれ場で耐え忍び、キリストとともに受難の道を歩むことができるように祈り求めたい。
今、教会のキリストの前にいるが、聖書とキリスト・イエスとイエスの仲間がすべてを教えてくれる。
今朝もyoutubeでイエズス会日本管区長と主の祈りを唱えたが世界のイエスの仲間が画面に現れ思わず涙があふれた。
十字架上のイエスが唯一の希望だ。
分かち合いを読んで。悪霊とそうでないものとをどう区別するのか?間違って信じているものをどう正しいものに直すのか?会いづらい人にどう会うのか?
神の国はあなたたちのところに来ているのだ、
との今日のキリストの言葉を信じるしかない。
天からのしるしを求めたりしないで。
母が成年後見人弁護士によって拉致されてやがて5ヶ月になる。
統一協会化・ナチス化した日本。
日本人2世として生きることは苦しいが、キリストを信じ生きていきたい。
本日の福音。
キリスト一本主義!
律法によって生きるのが形式的法治国家
信仰によって生きる、それによって正義とされるのが実質的法治国家。
人間として罪を犯していないのに、十字架上で犯罪者として殺されたイエス・キリストを信じること。ちょっと考えれば当たり前だ。未だ日本はナチスと同じ扱いをされるのは勝てば官軍というナチスドイツや日本帝国主義の考え、もっと粗末な金儲けと名誉のためなら悪も行う習慣が政府から地域社会にまで浸透してしまっているからだろう。
生命・身体・自由これが第一。
これを守る手段が名誉、財産。
刑法各論の講義冒頭で頭に叩き込めと言われたこの優先順位を忘れている日本と人間世界。
取り急ぎ本日第一朗読の感想まで。