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教皇の意向:子を失った親 (11月)

祈祷の使徒2024年6月号

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2024年06月28日

毎日のみ言葉と教皇の意向に合わせて、一緒に祈り、祈祷の使徒になるために、主イエスとともに生きましょう[1]

主イエスの聖心への祈り

🌸 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。 🌸
祈る花:Inoruhana

朝イエスと共に

願望
 目を覚まし、愛する新たな機会を与えてくださった神に感謝します。
 福音書には、ハンセン病患者とイエスとの出会いについてこう書かれています。「主よ、もしあなたが望むなら、私を清くすることがおできになります」(マタイ8:1-4)。イエスの「よろしい、清くなれ」という答えは、癒やしたいというイエスの意志と、重い皮膚病を患っている人を社会から隔離するというタブーを破り、その男に触れたイエスのあわれみの共感を私たちに示しています。
 しかし、私たちはどれほど頻繁に、「わがままな計算や恐怖の内的法則を調和させるため、他人の苦しみに関与しすぎない」でしょうか(教皇フランシスコ)。
 私たちは、日々の生活を送る上で、イエスの姿勢に感化されるようにしています。
 今月の祈りの意向のために捧げる祈りを唱えましょう。
ボリビアチーム

🌸 🌸 🌸

日中イエスと共に

あわれみの共感
 私たちは今日の福音について思いを巡らすために、一日の活動を休んで立ち止まります。
 重い皮膚病を患っている人の訴えは、心の底からの祈り以外の何ものでもありません。教皇フランシスコは、病人がイエスに抱かせたあわれみの共感について次のように述べています。「この謙虚で信頼に満ちた祈りに、イエスは深い精神性をもって応えます。あわれみとは、他者と苦しみを共にするという意味を持つ、非常に奥深い言葉です」。
 今一度、他者へのあわれみの共感について、自分たちはどの程度できているのか、どこを成長させればよいのか、考えてみましょう。
 移住者が受け入れ国であわれみの共感を得られるよう、月ごとの祈りを捧げましょう。
ボリビアチーム

祈る花:Inoruhana

🌸 🌸 🌸

祈る花:Inoruhana

夜イエスと共に

他者と苦楽を共にする
 今日一日を振り返り、今日経験したこと、出会い、場所、仕事、憩いの時間に感謝します。
 今日の福音について考えてみましょう。私たちは、特に拒絶されたり疎外されたりしている人々との関係において、イエスのあわれみや共感をどのように示すことができるでしょうか?
 私たちの生活の中で、重い皮膚病を患っている人のように、イエスの清めと癒しを求める必要がある領域があるでしょうか?
 私たちは主に、あわれみの共感の恵みと、イエスがしたように、疎外された人々や困窮した人々に同じ愛とあわれみを持って近づく勇気をお与えくださいと祈ります。
 天におられるわたしたちの父よ...。
ボリビアチーム

🌸 🌸 🌸

[1] 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。