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教皇の意向:子を失った親 (11月)

主の降誕第六日(12/30)

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アンナは皆に幼子のことを話した

ルカ2:38
集会祈願

🌸 第一朗読 (一ヨハネ2.12-17)

 12子たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、イエスの名によってあなたがたの罪が赦されているからである。13父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが、初めから存在なさる方を知っているからである。若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。14子供たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが御父を知っているからである。父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが、初めから存在なさる方を知っているからである。若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが強く、神の言葉があなたがたの内にいつもあり、あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。15世も世にあるものも、愛してはいけません。世を愛する人がいれば、御父への愛はその人の内にありません。 16なぜなら、すべて世にあるもの、肉の欲、目の欲、生活のおごりは、御父から出ないで、世から出るからです。 17世も世にある欲も、過ぎ去って行きます。しかし、神の御心を行う人は永遠に生き続けます。

🌸 答唱詩編 詩編96 典148 ③⑤

アレルヤ唱 典258(主の降誕日中)

🌸 福音朗読 (ルカ2.36-40)

ルカによる福音
 36〔そのとき、〕アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、 37夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、 38そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。39親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。 40幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日の福音は、昨日の「神殿での奉献」に関する朗読の続きである。その日に立ち会った二人目の人について書かれている。彼女の名前はアンナで、預言者、つまり神の代弁者として描かれている。聖書の中で女性の預言者に出会うことはあまりない。また、彼女はかなり高齢であった:

 …結婚後7年間は夫と暮らし、やもめとなって84歳になった。

 前にも述べたように、未亡人は社会的地位の最下層にいた。再婚のチャンスはほとんどなく、そのため、未亡人になった後に子供を持つ可能性は非常に低かった。

 しかし、アンナは深く霊的な人であり、起きている間は神殿で祈り、断食していた。彼女はまた、イエスとその両親が神殿にいるときに現れた。彼女もまた、幼子の正体に気づき、神に感謝を捧げたに違いない。そして、彼女は皆に、特にエルサレムの贖いを待ち望む人々に、幼子について語り始めた。

 この短い箇所は、いくつかの重要なことを語っている:

  • 神との関係において、私たちの社会的地位は重要ではありません。
  • 神に近づきたいのであれば、祈りは一日の中でとても重要な部分でなければならない。
  • イエスはいつでも、どんな場所でも、私たちの人生に入って来られる。それは教会かもしれないし、ダンスの場かもしれない。
  • ひとたびイエスを本当に知ったら、それを独り占めすることはできず、周りの人たち、特に人生に意味を求めている人たちとその経験を分かち合わなければならない。

LivingSpaceより

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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