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教皇の意向:子を失った親 (11月)

復活節第四火曜日(5/10)

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わたしの羊はわたしの声を聞き分ける

ヨハネ10:27
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録11.19-26)

 19〔その日、〕ステファノの事件をきっかけにして起こった迫害のために散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで行ったが、ユダヤ人以外のだれにも御言葉を語らなかった。 20しかし、彼らの中にキプロス島やキレネから来た者がいて、アンティオキアへ行き、ギリシア語を話す人々にも語りかけ、主イエスについて福音を告げ知らせた。 21主がこの人々を助けられたので、信じて主に立ち帰った者の数は多かった。 22このうわさがエルサレムにある教会にも聞こえてきたので、教会はバルナバをアンティオキアへ行くように派遣した。 23バルナバはそこに到着すると、神の恵みが与えられた有様を見て喜び、そして、固い決意をもって主から離れることのないようにと、皆に勧めた。 24バルナバは立派な人物で、聖霊と信仰とに満ちていたからである。こうして、多くの人が主へと導かれた。 25それから、バルナバはサウロを捜しにタルソスへ行き、 26見つけ出してアンティオキアに連れ帰った。二人は、丸一年の間そこの教会に一緒にいて多くの人を教えた。このアンティオキアで、弟子たちが初めてキリスト者と呼ばれるようになったのである。

🌸 答唱詩編 詩編100 典172 ①②

アレルヤ唱 典

🌸 福音朗読 (ヨハネ10.22-30)

ヨハネによる福音
 22そのころ、エルサレムで神殿奉献記念祭が行われた。冬であった。 23イエスは、神殿の境内でソロモンの回廊を歩いておられた。 24すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで言った。「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい。」 25イエスは答えられた。「わたしは言ったが、あなたたちは信じない。わたしが父の名によって行う業が、わたしについて証しをしている。 26しかし、あなたたちは信じない。わたしの羊ではないからである。 27わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。 28わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。 29わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。 30わたしと父とは一つである。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 何が暗闇を打ち壊すことができるでしょうか。イエスの声です。イエスは「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける」、「彼らはわたしに従う」(ヨハネ10:27)と宣言されます。なぜかイエスの声は、イエスが何者であるかを明かす業を見られるよう、人間の目を開くことができるのです。そうすると全てのことが変わり始めます。

 これは、イエスの呼びかけを聞いて、全てを捨ててイエスに従った弟子たちについても言えます。聖霊に耳を傾けてキリストの光を遠い国々へもたらした初代キリスト者たちについても言えます。そして、イエスの静かで小さな声を聞いてそれに応えようとする現代の私たちについても言えるのです。

 皆が主の声を聞くことができますが、それを認識できるようになるには訓練が必要です。心を静かにして、祈りの中でイエスに話してくださるよう願ってください。イエスは、今日の聖書の箇所を通して話しかけてくださるかもしれません。そこをゆっくり読み、どこかが目立ってこないか試してください。イエスは、あなたの信頼する友人や賛美の歌を通して話しかけてくださるかもしれません。それがイエスの声かどうか、どうしたら分かるでしょうか。イエスの言葉はいつでも光をもたらします。イエスをもっとはっきり見られるよう、イエスの愛に気付きやすくなるよう、周りの人々に対してもっと愛をもって接することができるよう助けてくれます。イエスの言葉は、しばしば平安をもたらします。暗闇から光へと主に従っていけるよう、主の声に耳を傾けましょう。

『毎日の黙想』(The Words among us)、聖母の騎士社、2022年復活節号、5月11日。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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