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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第六月曜日(2/12)

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どうして、人々はしるしを欲しがるのだろう

マルコ8:12
集会祈願

🌸 第一朗読 (ヤコブ71.1-11)

 1神と主イエス・キリストの僕であるヤコブが、離散している十二部族の人たちに挨拶いたします。
2わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。 3信仰が試されることで忍耐が生じると、あなたがたは知っています。 4あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない人になります。 5あなたがたの中で知恵の欠けている人がいれば、だれにでも惜しみなくとがめだてしないでお与えになる神に願いなさい。そうすれば、与えられます。 6いささかも疑わず、信仰をもって願いなさい。疑う者は、風に吹かれて揺れ動く海の波に似ています。 7そういう人は、主から何かいただけると思ってはなりません。 8心が定まらず、生き方全体に安定を欠く人です。
9貧しい兄弟は、自分が高められることを誇りに思いなさい。 10また、富んでいる者は、自分が低くされることを誇りに思いなさい。富んでいる者は草花のように滅び去るからです。 11日が昇り熱風が吹きつけると、草は枯れ、花は散り、その美しさは失せてしまいます。同じように、富んでいる者も、人生の半ばで消えうせるのです。

🌸 答唱詩編 詩編119 典125 ①②

アレルヤ唱 典269 ㊼

🌸 福音朗読 (マルコ8.11-13)

マルコによる福音

 11〔その時、〕ファリサイ派の人々が来て、イエスを試そうとして、天からのしるしを求め、議論をしかけた。 12イエスは、心の中で深く嘆いて言われた。「どうして、今の時代の者たちはしるしを欲しがるのだろう。はっきり言っておく。今の時代の者たちには、決してしるしは与えられない。」 13そして、彼らをそのままにして、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 パンを増やす出来事の直後に、ファリサイ派の人々がやってきて、イエスに願う、天からのしるしを見せてください、と。あたかもパンの奇跡が全くなかったかのように。だから、イエスは、「心の中で深く嘆いて言われた、『どうして、今の時代の者たちはしるしを欲しがるのだろう。はっきり言っておく。今の時代の者たちには、決してしるしは与えられない』と。「天からのしるし」と言うと、皆をあっと言わせるような、あるいは、恐ろしくて言葉にもならないような、天変地異のこと。世の終わりに現れるであろう、そんなしるしのこと。イエスは、そのようなしるしを与えるつもりはない。
 イエスは、それとは違う、しるしを与えて来られた。何人もの病人を癒し、悪霊を追い出し、目の不自由な人、耳の聞こえない人、歩けない人、彼らに健康を回復させ、自由を取り戻しておやりになった。その上、群衆がすべて満腹するように、パンをふやしてお与えになった。にもかかわらず、ファリサイ派の人々は信じようとしない。そうした不思議の中に、神が働いておられること、病める者、苦しむ者、虐げられている人々への神の愛が現れていることを悟ることができなかった。
 それが、ファリサイ派の人々だけでなく、イエスに特別に愛され、選ばれた弟子たちも同じであることをマルコは強調する。このすぐ後で、マルコは、これでもかと言わんばかりに、弟子たちの信仰のなさを描いて見せる。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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