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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

年間二十七月曜日(10/3)

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なたの神である主を愛しなさい。

ルカ10:27
集会祈願

🌸 第一朗読 (ガラテヤ1:6-12)

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙
 6キリストの恵みへ招いてくださった方から、あなたがたがこんなにも早く離れて、ほかの福音に乗り換えようとしていることに、わたしはあきれ果てています。 7ほかの福音といっても、もう一つ別の福音があるわけではなく、ある人々があなたがたを惑わし、キリストの福音を覆そうとしているにすぎないのです。 8しかし、たとえわたしたち自身であれ、天使であれ、わたしたちがあなたがたに告げ知らせたものに反する福音を告げ知らせようとするならば、呪われるがよい。 9わたしたちが前にも言っておいたように、今また、わたしは繰り返して言います。あなたがたが受けたものに反する福音を告げ知らせる者がいれば、呪われるがよい。
 10こんなことを言って、今わたしは人に取り入ろうとしているのでしょうか。それとも、神に取り入ろうとしているのでしょうか。あるいは、何とかして人の気に入ろうとあくせくしているのでしょうか。もし、今なお人の気に入ろうとしているなら、わたしはキリストの僕ではありません。
 11兄弟たち、あなたがたにはっきり言います。わたしが告げ知らせた福音は、人によるものではありません。 12わたしはこの福音を人から受けたのでも教えられたのでもなく、イエス・キリストの啓示によって知らされたのです。

🌸 答唱詩編 詩編111 典61 ①④

アレルヤ唱 典268 ⑮

🌸 福音朗読 (ルカ10:25-37)

ルカによる福音
 25〔そのとき、〕、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスを試そうとして言った。「先生、何をしたら、永遠の命を受け継ぐことができるでしょうか。」 26イエスが、「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」と言われると、 27彼は答えた。「『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』とあります。」 28イエスは言われた。「正しい答えだ。それを実行しなさい。そうすれば命が得られる。」 29しかし、彼は自分を正当化しようとして、「では、わたしの隣人とはだれですか」と言った。 30イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。 31ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 32同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 33ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、 34近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。 35そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』 36さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」 37律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

3 comments

  1. 今日、国会が召集される。会期は69日間。国葬と統一協会問題につき教会は何を考えるべきか。
    前者のポイントは、人間の自由と沈黙が確保されたか。
    後者については、原始キリスト教時代が参考になろう。
    政治と宗教は分離、はじめは対立しているからこそ、やがて、良き協働ができる。政治と文学、政治と教育、、と類似した問題。
    他方で、これらは、人間人格ひいては普遍人格において、大きく統合されるだろう。
    それが希望だ。

    返信
  2.  昨日は朝刊に広告が出ていた周恩来の本を注文した。今日午前中に届くが、今、第一朗読、パウロの言葉を聴いて、はっとした。
    パウロの問題提起に自問自答した。

     福音宣教には福音宣教者が必要だ。その上、福音宣教しているつもりが福音宣教されていることがある。ここが決定的瞬間。
    自分と他者、両者の福音それぞれを識別しなくてはならない。しかも瞬時に。
    まず、それぞれの人間が、あるいは共同体が、ヨハネ福音書10章の良い羊飼いを知らなくてはならない。そして、もし相手が良い羊飼いを知らなければ、自分が良い羊飼いにならなくては何も始まらない。しかも良い羊飼いに、なろうとしてなれるものではない。
    人は成長しようとして成長するものではない。成長しよう、成長させようとすれば、せっかく出た芽を上に引き抜いて殺してしまう危険もある。パウロが言う通り、成長させてくださったのは神であり使徒たちはその協力者だ。
    また、神から呼び出されたら行くしかない。成長していようがいまいが。
    現代の様々なる医称!によれば重度精神障害者のパウロであっても、ダマスコへ行け!と神から言われれば行くしかない! 

    さて今日の福音。良きサマリア人。
    まず、サマリア人から歓迎されないからといって滅ぼさなくてよかった(9月27日福音。埋葬し埋葬されたのは古き日本人の石頭)。
    では、隣人になる、良きサマリア人になるには?
    以前、キリスト教入門講座か黙想会講話で、良きサマリア人にまず自分がなれ、と言われると思ったら、まず、自分が傷ついた旅人である、と黙想しなさい、と言われた。

    今、世界で日本人ほど深く傷ついた人間はいないと思う。傷と罪は似ている。深ければ深いほど人はそれを隠そうとする。
    でもそれは仕方がない。今まで、この人こそ私を無条件に愛してくれる!と思い、飛び込んでは裏切られ、むしろ過去の傷や罪という弱みにつけ込まれ、この医者!この薬!と思っていたらカモにされて生きて来たのだから。
    せめてプライドという仮面によってすべてを隠したい。あるいは異国で別人としてやり直したい。あるいはいっそ、すべてを消してしまいたい。自分だけでも消えたい、、。
    他方、ちょっと力がある人々は、富国強兵という仮面以来、日本は仮面ライダー・オリンピック!
    仮面の良し悪しを競っている。
    本心の不在(三島由紀夫)。
    嫉妬の嵐(三木清「嫉妬について」『人生論ノート』所収)。

    外国人を労働者や観光客や来賓としてではなく隣人として迎い入れること、
    同じく日本世間内においても、子どもやレジスタンスや老人、すなわち福音宣教者を、発達障害や精神病や認知症・自律神経失調症などと診断したり異常者・犯罪者に仕立てたりして、甘言脅迫薬漬けや誘拐拉致入院入所監禁逮捕勾留拘禁処刑したりせず、その全身全霊の魂の叫びを心の耳で聴くこと、そうすることによって、あるいはそれ以前に、または同時に共時的に、世間並みからはずれようとする自分自身の内なる深みにある魂の叫びに聴従すること、
    それ以外に日本人が救われる道はないだろ。

    ♫恋人がサンタクロース♫
    ♫周恩来がサマリア人???
    あれ?良きサマリア人?

    良き中国人。ピンポーン。

    深く愛するには、深く傷つかなくてはならない。
    我等も良き日本人になりたい。

     

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