2025年11月26日
年間第三十四水曜日

戦いの恵み
この新たな一日を主に感謝します。主と兄弟姉妹に仕えるためにここにおります。今日の御言葉にとどまりましょう。「どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授けるからである。」(ルカ21:15)
疲れた時には力となり、暗闇の中では光となり、弱さの中では勇気となるのは、自分の力や才能ではなく、常におられる主の恵みを喜んで受け入れる心です。自分自身よりも主をより深く信頼する恵みを求めしょう。
ご自身と自殺願望に苦しむ方々のために恵みを願い、「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
すべてが終わったように見えても
主を黙想しましょう。
「地に埋葬されたイエスは、空間を独り占めにすることのない神の優しいお顔です。イエスは、物事が起こるままに任せ、待ち、私たちに自由を与えるために身を引く神です。たとえすべてが終わったように見えても、イエスは私たちを信頼してくださる神です。」(教皇レオ14世)
たとえ何も意味をなさなくとも、失敗や挫折を最終的な結果と見なさないでください。希望が尽きても、十字架と墓の前でマリアのように待ち続けてください。
教皇の祈りの意向に沿って、「今月の祈り」をささげましょう。
経験したこと
経験したことを思い起こす準備をしましょう。今日、まわりにある自然に気づいていましたか? 空気、香り、味わい、音などに。
人々の存在に気づきましたか? 兄弟姉妹の声、しぐさ、視線、彼らが必要としていることなどによって。
神は人々の中、状況の中、現実のものの中に宿っています。今日それらに出会いましたか?明日は、もっと意識して生きるための助けを求めましょう。
「主の祈り」
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
自殺の誘惑にさらされている人々が、地域社会での必要な支援やケアを受け、愛に触れて、人生の美しさに心を開くことができますように。
主イエスよ、あなたは疲れた者、重荷を負う者がご自分のもとに集い、聖心のうちに憩うよう招いてくださいます。
私たちは今月、闇と絶望のうちに暮らすすべての人、特に自らいのちを絶とうと苦しんでいる人々のために祈ります。
この方々がいつも自分を受け入れ、耳を傾け、寄り添ってくれる共同体に出会うことができますように。私たちすべてに慰めと支えを与えることのできる、思いやりに満ちた心をお与えください。必要な専門的助けも惜しまず用いることができますように。
私たちが、相手を尊重し、優しさをもって寄り添いながら、傷を癒し、絆を築き、希望の地平を開く助けとなりますように。
共に、いのちは神からの賜物であり、苦しみや痛みの中にもなお美しさと意味があることを、あらためて見いだすことができますように。
主よ、あなたに従う者もまた、希望のない悲しみに陥る可能性のあることを、私たちはよく知っています。
どうかいつもあなたの愛を感じさせてください。
それによって私たちが、すぐそばにおられるあなたに支えられ、
私たちの手を取って導き、あなたが与えてくださるいのちへの信頼を新たにしてくださる御父の無限の愛を悟り、これをすべての人に告げ知らせることができますように。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。