2025年2月4日年間第四火曜日
毎日のみ言葉と教皇の意向に合わせて、一緒に祈り、祈祷の使徒になるために、主イエスとともに生きましょう[1]
🌸 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。 🌸
教皇の意向: 司祭職や修道生活への召命
司祭職や修道生活を通してキリストの使命に奉仕するようにと呼びかけを感じている若者たちの憧れや疑いを、教会共同体がしっかりと受け止めますように。
🌞 朝イエスと共に
希望の旅
「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。その病気にかからず、元気にくらしなさい。」(マルコ5:34)。新しい一日の始まりに、イエスがすぐそばにいてくださることを信じた出血の女性のように(マルコ5:21-43)、福音のこの言葉を胸に抱き、新たな希望に生きましょう。
「希望を持って未来を見つめることは、他者と分かち合う熱意に満ちた人生のビジョンを持つことでもあります。」(教皇フランシスコ「希望は欺かないSpes non confundit」)
愛を育む新たな機会は常に生まれます。隣人を愛するこの可能性を閉ざさないでください。特に召命を探し求めている人に心を向けましょう。
教皇の祈りの意向のために、日々ささげる祈りを捧げましょう。
メキシコチーム
🍵 日中イエスと共に
揺るぎない自由
「キリスト者の信仰生活は、旅です。希望を養い、強めるために、強い実感をもつ瞬間が必要です。その瞬間は、主イエス・キリストとの出会いを垣間見させてくれます。」(教皇フランシスコ「希望は欺かない Spes non confundit」) 自分自身に問いかける時間を持ちましょう。自分の信仰の状態をどうなのか。主への信頼は揺るぎないのだろうか。
希望、特に召命を模索している人々の希望を強めるよう神に願いましょう。聖霊が強く呼びかけ、神と共に歩むという望みがはっきりとし、心のうちに暖めることができますように。
教皇の祈りの意向として、今月の祈りを祈りましょう。修道生活への召命を識別している人々をキリストに委ねましょう。
メキシコチーム
🌙🕯 夜イエスと共に
忍耐強く奉仕する
一日の終わりに、心を静めて、起こった出来事を振り返ってみましょう。 フランシスコ教皇の言葉「共同体での兄弟姉妹への愛の実践は、イエス・キリストの愛を他者に伝えるための最善の、時には唯一の方法となり得る」(回勅 Dilexit nos)。
イエスに近づくだけで癒やしの力を経験した病気の女性のあり方を心にとめて一日を始めました。少し時間を取って、自分の気持ちを思い巡らしましょう。
今日、神への信頼を深めるのに役立ったことは何ですか。 そのような瞬間があったことに感謝しましょう。明日もさらに自信と喜びを持って生きる恵みを神に求めましょう。
一日を終える今、ゆっくりと「主の祈り」を祈りましょう。
🌸 今月の祈りとビデオ
父なる神よ、あなたは、キリストの使命に仕えるよう、若者を司祭職と修道生活に召命し続けておられます。
若者の問いかけに、私たちが心を開き、寄り添い、注意深く、無私無欲に耳を傾け、熱意をいつも新たにし、自由な心で、識別の歩みに寄り添うことができますように。教会共同体として、喜びと勇気に満ちた、心に響く真の司牧の働きを耕すことができますように。
イエスとイエスの御国のため、聖霊に導かれて、『召命の福音』にふさわしい場を作り出し、あなたに心を開いている人々の心に火をつけることができますように。
アーメン。
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
アーメン。
日本の教会の意向: 病者
キリストの受難に合わせて忍耐をもって苦しみを捧げる病者に、主キリストのいやしの恵みが与えられますように。
🌸 🌸 🌸
[1] 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより