2025年3月1日年間第七土曜日
毎日のみ言葉と教皇の意向に合わせて、一緒に祈り、祈祷の使徒になるために、主イエスとともに生きましょう[1]
🌸 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。 🌸
教皇の意向: 危機に瀕する家族
関係が壊れてしまった家族が、たとえ違いがあっても、ゆるし合うことで互いの賜物を再発見し、傷を癒すことができますように。
🌞 朝イエスと共に
子供、息子、娘として
新しい日、新しい月が始まるにあたり、主への感謝の気持ちを込めて、主の愛といつくしみにゆだねましょう。
主の言葉を聞きましょう。「神の国を子供のように受け入れない者は、決してそこに入ることはできない。」(マルコ10:15)神の子として生きるとはどういうことでしょうか。神の偉大さに驚嘆し、感謝の気持ちで祝福を受け取り、父親に対する子供のような信頼と親密さをもって神に近づくことです。
この静寂のひとときに、家族内の傷や葛藤を神と分かち合うかもしれません。違いを超えて、神の視点から物事を見ることができるよう、神が一人一人に与えてくださった特別な宝物を再発見しましょう。
和解と平和の道を歩むために神の導きを求め、今日一日を神に捧げましょう。神の愛を信頼し、神に愛されている子供として、神と共に歩みましょう。
🍵 日中イエスと共に
異なることを受け入れる
静かなひととき、立ち止まって心をイエスに向け、イエス、イエスの父、聖霊とのより深い親密さを求めましょう。
今月、教皇フランシスコは、家族内の相違を、障壁や分裂の種ではなく、相互に豊かにする機会としてとらえるよう呼びかけています。家族の一人一人は、それぞれにユニークな賜物や見解をもたらし、それらが尊重され大切にされるとき、成長、理解、そして一致へと向かいます。
他者との違いを成長の機会として捉えていますか。 その違いは、あなたの心をどのように広げ、理解を深めるでしょうか。 今日は、違いに不平を言わないようにしましょう。その違いを、より大きな受容と愛への一歩として受け入れることができるよう願い、行いで示せるよう、恵みを祈り求めましょう。聖霊が家族の間に理解と団結の架け橋を築く導きをしてくれることを信じましょう。
🌙🕯 夜イエスと共に
親密さ
一日が終わりに、心静かな親密さのうちに、あなた自身の奥深くにおられる方に心を向けましょう。あなたは今日経験したすべてを神に捧げ、愛に満ちた神の存在を信頼しましょう。
今日、あなたの心を動かした瞬間はどんなものでしたか。感謝の気持ちを忘れないずいましたか。イエスと親密な会話をする時間を持ち、導きと愛を求めましたか。他の人々との違いや直面した困難にどのように対応したでしょうまか。それらを成長の機会とすることができましたか。それとも、それらがあなたの心を重くたでしょうか。
今、これらの経験が、家族内の困難に直面する際、あなたをどのように導くか考えてみましょう。今日の教訓が、最も大切な人間関係において、癒し、忍耐、理解の源となるにはどうすればよいでしょうか。
子どものような心で、父に助けを求め、父の知恵と配慮に信頼しましょう。父の御前で、今日一日と一瞬一瞬を父に委ねましょう。「主の祈り」
🌸 今月の祈りとビデオ
少々お待ちください。
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
アーメン。
日本の教会の意向: 性虐待被害者
性虐待被害者の受けた心と体の傷がいやされ、神との交わりの中で生きる希望を見出すことができますように。
🌸 🌸 🌸
[1] 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより