聖カタリナ – シエナ – おとめ教会博士(記)
集会祈願
永遠の父よ、約束された聖霊を待ち望む私たちの祈りを聞き入れてください。移り変わる世界の中にあって、私たちが心を一つにして愛のおきてを守り、いつも誠の喜びに生きることができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。
🌸 第一朗読 (使徒14:5-18)
使徒たちの宣教
〔その日、イコニオンで、〕5異邦人とユダヤ人が、指導者と一緒になって二人に乱暴を働き、石を投げつけようとしたとき、 6二人はこれに気づいて、リカオニア州の町であるリストラとデルベ、またその近くの地方に難を避けた。 7そして、そこでも福音を告げ知らせていた。
8リストラに、足の不自由な男が座っていた。生まれつき足が悪く、まだ一度も歩いたことがなかった。 9この人が、パウロの話すのを聞いていた。パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、 10「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言った。すると、その人は躍り上がって歩きだした。 11群衆はパウロの行ったことを見て声を張り上げ、リカオニアの方言で、「神々が人間の姿をとって、わたしたちのところにお降りになった」と言った。 12そして、バルナバを「ゼウス」と呼び、またおもに話す者であることから、パウロを「ヘルメス」と呼んだ。 13町の外にあったゼウスの神殿の祭司が、家の門の所まで雄牛数頭と花輪を運んで来て、群衆と一緒になって二人にいけにえを献げようとした。 14使徒たち、すなわちバルナバとパウロはこのことを聞くと、服を裂いて群衆の中へ飛び込んで行き、叫んで 15言った。「皆さん、なぜ、こんなことをするのですか。わたしたちも、あなたがたと同じ人間にすぎません。あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。この神こそ、天と地と海と、そしてその中にあるすべてのものを造られた方です。 16神は過ぎ去った時代には、すべての国の人が思い思いの道を行くままにしておかれました。 17しかし、神は御自分のことを証ししないでおられたわけではありません。恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あなたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。」 18こう言って、二人は、群衆が自分たちにいけにえを献げようとするのを、やっとやめさせることができた。
🌸 答唱詩編 (詩編97)典25①②
答:栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。
神は王。世界よ、喜び踊れ。
島々は叫びをあげよ。
神は雲と霧を従え、
正義とさばきが王座を支える。 【答】
天は神の正義を告げ、
諸国の民はその栄光を仰ぐ。
神よ、あなたは世界の上に高く立ち、
すべての神々を越えて偉大な方。 【答】
アレルヤ唱 典267④
アレルヤ、アレルヤ。聖霊はあなた方にすべてを教え、話したことを分からせてくださる。アレルヤ、アレルヤ。
🌸 福音朗読 (ヨハネ14:21-26)
ヨハネによる福音
〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「21わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。わたしを愛する人は、わたしの父に愛される。わたしもその人を愛して、その人にわたし自身を現す。」 22イスカリオテでない方のユダが、「主よ、わたしたちには御自分を現そうとなさるのに、世にはそうなさらないのは、なぜでしょうか」と言った。 23イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。 24わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。
25わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。 26しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」
奉納祈願
聖なる父よ、賛美のいけにえを捧げて祈ります。私たちの罪をゆるし、愛の秘跡にふさわしい者としてください。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。
拝領祈願
全能永遠の神よ、あなたは御子キリストの復活によって、私たちに永遠の命を与えてくださいますように。この秘跡の恵みを豊かに注ぎ、救いの糧で強めてください。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。
🌸 分かち合い
晩餐の席での話が続きます。いわば、イエスの遺言のような言葉です。ご自分と御父の関係、さらには、イエスを通して、弟子たちが一層深い御父との関係に招かれていることが述べられます。
6章で語られたいのちのパンの話では、パンをいただくことで、イエスとの命のつながりが述べられていましたが、ここでは、もう一歩進んだ世界の話し。
「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む」とイエスは言われる。共に食事をすることは特別に親しい間柄を表わすこと、イエスはその親しい間柄に弟子たちを招かれた。しかし、ここでは、さらに一歩進んで「その人のところに行って、一緒に住む」と。同じ屋根のもとで、共に暮らす、まさに家族の間柄に招かれているのだ。神の家族にいれられる。当然、そこにもう人方の神、聖霊が登場する。「弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」父と子と聖霊、そのお三方の交わりの中に招かれ、その聖霊の力・光・愛によって、イエスが教えられ、なさったことの意味のすべてが見えてくるのだ。何と深い恵みであろうか。(S.T.)
力・光・愛。
以前どこかに書いた、そして、感じたこと。
ミカエル・ガブリエル・ラファエル。
軍政・訓政・憲政。
力・光・愛。
日本や先進国は自ら力の段階を卒業する時だ。
光を見ること。
そして、光となること。
小学校入学直後、音楽と体育が大好きな男の先生が僕たちの学年のために歌を作ってくれた。
♫はえば、立て。
立てば、歩け♫
たくさんはいはいして、しっかり力をつけて自信もついたら、立つこと。
すると、全く新しい景色が見える。
分かち合いの、力・光・愛。
なるほど、そうか!
今、日本も世界も旧約の段階を引きずっている。力にこだわり生きている。パワーポリティクス。
自分も人のこと言えない、よいブーメラン。
力は出しきらないと次の段階へ行けない。
受洗前、新宿界隈で飲んだあと、終電に飛び乗り六本木で昼まで踊り過剰に摂取したアルコールと水分を発散する。栄養満点の食事のあと、爆睡すれば全く新しい自分になれる。
今日からでも遅くない。
コロナなんてぶっ飛ばせ!