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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第十四月曜日(7/4)

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あなたの信仰があなたを救った。

マタイ9:22
集会祈願

🌸 第一朗読 (ホセア2:16、17b-18、21-22)

ホセアの預言

〔主は言われる。〕
わたしは彼女をいざなって
荒れ野に導き、その心に語りかけよう。
そこで、彼女はわたしにこたえる。
おとめであったとき
エジプトの地から上ってきた日のように。
18その日が来ればと
主は言われる。
あなたはわたしを、「わが夫」と呼び
もはや、「わが主人(バアル)」とは呼ばない。
21わたしは、あなたととこしえの契りを結ぶ。
わたしは、あなたと契りを結び
正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。
22わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。
あなたは主を知るようになる。

🌸 答唱詩編 詩編145 典19a①②

アレルヤ唱 典273(30B)

🌸 福音朗読 ()

マタイによる福音

 〔その時、イエスが〕話しておられると、ある指導者がそばに来て、ひれ伏して言った。「わたしの娘がたったいま死にました。でも、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、生き返るでしょう。」 19そこで、イエスは立ち上がり、彼について行かれた。弟子たちも一緒だった。 20すると、そこへ十二年間も患って出血が続いている女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れた。 21「この方の服に触れさえすれば治してもらえる」と思ったからである。 22イエスは振り向いて、彼女を見ながら言われた。「娘よ、元気になりなさい。あなたの信仰があなたを救った。」そのとき、彼女は治った。 23イエスは指導者の家に行き、笛を吹く者たちや騒いでいる群衆を御覧になって、 24言われた。「あちらへ行きなさい。少女は死んだのではない。眠っているのだ。」人々はイエスをあざ笑った。 25群衆を外に出すと、イエスは家の中に入り、少女の手をお取りになった。すると、少女は起き上がった。 26このうわさはその地方一帯に広まった。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日の福音書のテーマは信仰です。ある指導者は自分の死んだ娘を生き返すために主イエスのところにやってきて「おいでになって手をおいてやってください」と願いました。また、ある女は十二年間も患って出血が続いていて、主イエスの服に触れさえすれば治してもらえると思って、主イエスの服の房に触れました。この二人の行動を見ると、彼らの信仰は本当に強いでしょう。

 福音書は、ほぼ弱くて低い立場にある人々や病気の人々、また苦しんでいる人々や罪人などは信仰が強いと語っています。確かに、主イエスは、「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」と言いました。信仰がある人は救われると私たちに教えてくださいます。「あなたの信仰があなたを救った」という言葉は福音書の中に8回ぐらい語られています。このみ言葉を聞いたら、私の中では本当に反省させられています。

 イエズス会の第32総会は、イエズス会員はどのような人なのかと語ったように、私たちは罪人だと意識しなければなりません。しかし、私たちは日常生活の中でこのアイデンティティをどのように理解するのか、どのぐらい意識しているのでしょう。罪びとだと意識して生きるならば、信仰が強められていくと思います。今日はこれについて一日黙想したいと思います。また今祈りたいのは主イエスのように困っている人々に手を伸ばして信仰を実行することができるめぐみを願い求めたいのです。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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