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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第二十九金曜日(10/27)

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人と仲直りするように努めなさい

ルカ12:58
集会祈願

🌸 第一朗読 (ローマ7.18-25a)

 18〔皆さん、〕わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、善が住んでいないことを知っています。善をなそうという意志はありますが、それを実行できないからです。 19わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。 20もし、わたしが望まないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。 21それで、善をなそうと思う自分には、いつも悪が付きまとっているという法則に気づきます。 22「内なる人」としては神の律法を喜んでいますが、 23わたしの五体にはもう一つの法則があって心の法則と戦い、わたしを、五体の内にある罪の法則のとりこにしているのが分かります。 24わたしはなんと惨めな人間なのでしょう。死に定められたこの体から、だれがわたしを救ってくれるでしょうか。 25わたしたちの主イエス・キリストを通して神に感謝いたします。

🌸 答唱詩編 詩編119 典75 ③④

アレルヤ唱 典269 17A

🌸 福音朗読 (ルカ12.54-59)

ルカによる福音

 54〔そのとき、イエスはまた群衆にも言われた。〕「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。 55また、南風が吹いているのを見ると、『暑くなる』と言う。事実そうなる。 56偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。」
 57「あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。 58あなたを訴える人と一緒に役人のところに行くときには、途中でその人と仲直りするように努めなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官のもとに連れて行き、裁判官は看守に引き渡し、看守は牢に投げ込む。 59言っておくが、最後の一レプトンを返すまで、決してそこから出ることはできない。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか」とイエスは言われる。

 「今の時」と言えば、それはまさにイエスがこの地上を歩かれたとき、神の独り子が、人として生き、様々な不思議を行い、神の言葉を語られたとき。見ようと思えば見え、聞こうと思えば聞くことができた、そのようなしるしから、その時を見分けることができたはず。しかし、人々はそれができなかった。

 それは、イエスが決して大向うをうならせるような派手なふるまいをされることなく、実に控えめに生きられたからだろう。見分けられるかどうかは、当時の人、一人一人にかかっていたからではないか。どうしたら、神の業を見、神の言葉を聞くことができるのか。それは、謙虚な心、貧しい心、飢えた心、打ち砕かれた心があるかどうかによる。それは、イエスの業の中に神の業を見、イエスの言葉の中に神の言葉を聞くことを得させるのは神の恵みだから。わたしたちにできるのは、その恵みを受け入れる心を整えることだけ。

 今の時代も同じこと。わたしたちの人生の中に、神の業を見分け、神の言葉を聞き届けることができるように、主の導きを祈ろう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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