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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第五月曜日(2/6)

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〔イエスに〕触れた者は皆いやされた

マルコ6:56
集会祈願

🌸 第一朗読 (創世記1.1-19)

1 初めに、神は天地を創造された。 2地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。 3神は言われた。
「光あれ。」
 こうして、光があった。 4神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、 5光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
6神は言われた。
「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
 7神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。 8神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。
9神は言われた。
「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」
 そのようになった。 10神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。 11神は言われた。
「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」
 そのようになった。 12地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。 13夕べがあり、朝があった。第三の日である。
14神は言われた。
 「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。 15天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
 そのようになった。 16神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。 17神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、 18昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。 19夕べがあり、朝があった。第四の日である。

🌸 答唱詩編 詩編104 典68 ①⑤

アレルヤ唱 典268 ①

🌸 福音朗読 (マルコ6.53-56)

マルコによる福音
 53〔そのとき、イエスと弟子たちは〕湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いて舟をつないだ。 54一行が舟から上がると、すぐに人々はイエスと知って、 55その地方をくまなく走り回り、どこでもイエスがおられると聞けば、そこへ病人を床に乗せて運び始めた。 56村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日選ばれた箇所は、パンを増やされた出来事、湖で嵐を静められた出来事に続いて、いわば、まとめのように記された箇所です。
 ガリラヤ湖畔のゲネサレトで、人々はイエスの噂を聞きつけて、方々から病人を連れて来て癒しを願います。イエスの服に触れただけで、皆癒された、とあります。医療が発達した現代の人間が読むと、つい、昔は大変だった、病人がそれほど多かったのかと思うかもしれません。しかし、病気という、人類に普遍的な現実は、現代でもさほど変わりません。治療のため総合病院を訪れた人は、患者の多さ、待ち時間の長さに驚かされるのではないでしょうか。
病気は、人間の目に見える身体的な疾患で、健常者からすれば、気の毒にとか、大変ですね、と共感はしても、なかなか、本人の苦しみに触れることはできません。病気は、人間の弱さ、無力さを、最も明白な形で表すものですが、人間は、本来、そうした弱さ、みじめさ、無力さ、その極みは「罪」に包まれたもので、それらと一切関係がない、と言える人はいないはずです。
 イエスが、病者に近づき、彼らを癒されたのは、ただ、快復の恵みを施すためではなく、病気を契機として、そうした弱さをもつ人間が、自らの弱さを認め、それによって、いのちそのものである神に心を向け、その導きのもとに人生を歩み、真の幸せに至らせる、そうした父なる神の、いつくしみに満ちた配慮から来るものではないでしょうか。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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