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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第三十四土曜日(11月28)

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いつも目を覚まして祈りなさい

ルカ21:36
集会祈願

???? 第一朗読 (黙示録22.1-7)

 1天使はまた、神と小羊の玉座から流れ出て、水晶のように輝く命の水の川をわたしに見せた。 2川は、都の大通りの中央を流れ、その両岸には命の木があって、年に十二回実を結び、毎月実をみのらせる。そして、その木の葉は諸国の民の病を治す。 3もはや、呪われるものは何一つない。神と小羊の玉座が都にあって、神の僕たちは神を礼拝し、 4御顔を仰ぎ見る。彼らの額には、神の名が記されている。 5もはや、夜はなく、ともし火の光も太陽の光も要らない。神である主が僕たちを照らし、彼らは世々限りなく統治するからである。6そして、天使はわたしにこう言った。「これらの言葉は、信頼でき、また真実である。預言者たちの霊感の神、主が、その天使を送って、すぐにも起こるはずのことを、御自分の僕たちに示されたのである。 7見よ、わたしはすぐに来る。この書物の預言の言葉を守る者は、幸いである。」

???? 答唱詩編 詩編95 典35 ①④

アレルヤ唱 典274 ⑤

???? 福音朗読 (ルカ21.34-36)

ルカによる福音

34〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。さもないと、その日が不意に罠のようにあなたがたを襲うことになる。 35その日は、地の表のあらゆる所に住む人々すべてに襲いかかるからである。 36しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 待降節に入る前の最後の週日である今日、ルカ福音書の、受難の記述の直前の個所が選ばれている。厳しい戒めの言葉の後、イエスは「人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい」と結ぶ。
 似たような言葉が、今まで何度も繰り返された。旅に出た主人が帰ってくる話、花婿を迎える十人の乙女の話、そして、救い主の誕生を告げる天使の声を聞いた、夜通し羊の番をしていた羊飼いの話。主イエスの捕らわれの直前でも、イエスとともに祈らずに眠りこけてしまった弟子たちの話。わたしたちも、時に、眠れない夜を過ごすことがあっても、必要な時に、目覚めていることができない経験を良くしているのではないか。
 「目を覚ましている」とは、一睡もせずに、緊張した夜を過ごすことではなく、自分の都合や思いに縛られることなく、開かれた心、とらわれない心をもって、何でも受け入れる用意のある状態をさすのではないか。自分の都合、自分の思いを、優先させるのではなく、主が望まれることを、主が望まれるように、主が望まれる時に、望まれる限り、それを実現しようと、心を決めていることではないか。残念ながら、主は、いつも、よりによって、都合の悪い時に、予想もしない姿で、願いもしなかった贈り物をもって、戸口に立って叩いておられることを経験する。
 今日こそ、そうした主の訪れに、快くお応えすることができるよう、導きを祈ろう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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