祈る花:Inoruhana
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詩編

詩編 79

1 【賛歌。アサフの詩。】

神よ、異国の民があなたの嗣業を襲い
あなたの聖なる神殿を汚し
エルサレムを瓦礫の山としました。
2 あなたの僕らの死体を空の鳥の餌とし
あなたの慈しみに生きた人々の肉を
地の獣らの餌としました。
3 彼らは、エルサレムの周囲に
この人々の血を水のように流します。
葬る者もありません。
4 わたしたちは近隣の民に辱められ
周囲の民に嘲られ、そしられています。
5 主よ、いつまで続くのでしょう。
あなたは永久に憤っておられるのでしょうか。
あなたの激情は火と燃え続けるのでしょうか。

6 御怒りを注いでください
あなたを知ろうとしない異国の民の上に
あなたの御名を呼び求めない国々の上に。
7 彼らはヤコブを食いものにし
その住みかを荒廃させました。

8 どうか、わたしたちの昔の悪に御心を留めず
御憐れみを速やかに差し向けてください。
わたしたちは弱り果てました。
9 わたしたちの救いの神よ、わたしたちを助けて
あなたの御名の栄光を輝かせてください。
御名のために、わたしたちを救い出し
わたしたちの罪をお赦しください。
10 どうして異国の民に言わせてよいでしょうか
「彼らの神はどこにいる」と。
あなたの僕らの注ぎ出された血に対する報復を
異国の民の中で、わたしたちが
目の前に見ることができますように。
11 捕われ人の嘆きが御前に届きますように。
御腕の力にふさわしく
死に定められている人々を
生き長らえさせてください。

12 主よ、近隣の民のふところに
あなたを辱めた彼らの辱めを
七倍にして返してください。
13 わたしたちはあなたの民
あなたに養われる羊の群れ。
とこしえに、あなたに感謝をささげ
代々に、あなたの栄誉を語り伝えます。

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

「詩編」への4件のフィードバック

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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