祈る花:Inoruhana
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詩編

詩編 17

1 【祈り。ダビデの詩。】

主よ、正しい訴えを聞き
わたしの叫びに耳を傾け
祈りに耳を向けてください。
わたしの唇に欺きはありません。
2 御前からわたしのために裁きを送り出し
あなた御自身の目をもって公平に御覧ください。
3 4 あなたはわたしの心を調べ、夜なお尋ね
火をもってわたしを試されますが
汚れた思いは何ひとつ御覧にならないでしょう。
わたしの口は人の習いに従うことなく
あなたの唇の言葉を守ります。
暴力の道を避けて
5 あなたの道をたどり
一歩一歩、揺らぐことなく進みます。

6 あなたを呼び求めます
神よ、わたしに答えてください。
わたしに耳を向け、この訴えを聞いてください。
7 慈しみの御業を示してください。
あなたを避けどころとする人を
立ち向かう者から
右の御手をもって救ってください。
8 瞳のようにわたしを守り
あなたの翼の陰に隠してください。
9 あなたに逆らう者がわたしを虐げ
貪欲な敵がわたしを包囲しています。
10 彼らは自分の肥え太った心のとりことなり
口々に傲慢なことを言います。
11 わたしに攻め寄せ、わたしを包囲し
地に打ち倒そうとねらっています。
12 そのさまは獲物を求めてあえぐ獅子
待ち伏せる若い獅子のようです。

13 主よ、立ち上がってください。
御顔を向けて彼らに迫り、屈服させてください。
あなたの剣をもって逆らう者を撃ち
わたしの魂を助け出してください。
14 主よ、御手をもって彼らを絶ち、この世から絶ち
命ある者の中から彼らの分を絶ってください。

しかし、御もとに隠れる人には
豊かに食べ物をお与えください。
子らも食べて飽き、子孫にも豊かに残すように。
15 わたしは正しさを認められ、御顔を仰ぎ望み
目覚めるときには御姿を拝して
満ち足りることができるでしょう。

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

「詩編」への4件のフィードバック

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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