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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

年間第二十六火曜日(10/3)

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一行は別の村に行った

ルカ9:56
集会祈願

🌸 第一朗読 (ゼカリヤ8.20-23)

20万軍の主はこう言われる。
更に多くの民、多くの町の住民が到着する。
21一つの町の住民は他の町に行って言う。
『さあ、共に行って、主の恵みを求め
万軍の主を尋ね求めよう。』
『わたしも喜んで行きます。』
22多くの民、強い国々の民も来て
エルサレムにいます万軍の主を尋ね求め
主の恵みを求める。
23万軍の主はこう言われる。その日、あらゆる言葉の国々の中から、十人の男が一人のユダの人の裾をつかんで言う。『あなたたちと共に行かせてほしい。我々は、神があなたたちと共におられると聞いたからだ。』」

🌸 答唱詩編 詩編147 典29 ①④

アレルヤ唱 典270 59

🌸 福音朗読 (ルカ9.51-56)

ルカによる福音

 51イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。 52そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。 53しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエスがエルサレムを目指して進んでおられたからである。 54弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言った。 55イエスは振り向いて二人を戒められた。 56そして、一行は別の村に行った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向う決意を固められた。」エルサレムは、イスラエルの人々にとって、信仰の中心、栄光に輝く神殿のある神の民の都。離散の人々にとっても、生涯に一度はエルサレムを訪れることは大きな夢だった。
 イエスにとっても、エルサレムは、生涯の頂点となるべき大事な場所。しかし、そこは、メシアとしての栄光を受ける場ではなく、むしろ、受難と死が待ち受ける運命の場である。イエスの生涯を一つの旅ととらえるルカにとって、エルサレムは、まさに、イエスの旅の終着点であり、また、福音が宣べ伝えられる出発の地でもある。イエスは、今、まさに、その苦しみが待ち受けるエルサレムに向う決意を固める。
 エルサレムへの旅の途中で、イエスは、ユダヤ人があえて近づかないサマリアに立ち寄る道を選ばれた。かつての北王国イスラエルの都サマリアは、ユダヤ人にとっては、純粋な信仰を失い、大国に滅ぼされ、再び栄えることのない過去の土地だった。イエスは、そのサマリアの村に入り、イエスを歓迎しようとしない村人に厳しい態度を示す弟子たちをたしなめられる。
 イエスにとって、灯心のようなサマリアは、父なる神の愛から見捨てられた地ではない。「よいサマリア人のたとえ」や、感謝するために戻って来た重い皮膚病の人は、その心の表れだろう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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