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教皇の意向:子を失った親 (11月)

聖アンデレ使徒 祝日(11/30)

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わたしについて来なさい。

マタイ4:18
集会祈願

🌸 第一朗読 (ローマ10:9-18)

使徒パウロのローマの教会への手紙
 9〔皆さん、〕口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。 10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。 11聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。 12ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。 13「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。
 14ところで、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。聞いたことのない方を、どうして信じられよう。また、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。 15遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。「良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか」と書いてあるとおりです。 16しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。イザヤは、「主よ、だれがわたしたちから聞いたことを信じましたか」と言っています。 17実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。 18それでは、尋ねよう。彼らは聞いたことがなかったのだろうか。もちろん聞いたのです。
「その声は全地に響き渡り、
その言葉は世界の果てにまで及ぶ」
のです。

🌸 答唱詩編 詩編19 典147 ①②

アレルヤ唱 典277 (聖アンデレ)

🌸 福音朗読 (マタイ4:18-22)

マタイによる福音
 18イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。 19イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。 20二人はすぐに網を捨てて従った。 21そこから進んで、別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父親のゼベダイと一緒に、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。 22この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日は 使徒アンデレの祝日。イエスに従った弟子や使徒たちについて、多くのことは知られていない。福音書に書き残された使徒たちの姿は、ごく断片的なもので、そこから主に従った一人の人物の全体像をつかむことは簡単ではない。
 今日記念するアンデレについても、共観福音書が記す姿は非常にパタン化された弟子の召命物語。先ほど読まれたマタイ福音書によれば、アンデレはペトロの兄弟で、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」とイエスから声をかけられ、すぐに網を捨てて、イエスに従った。そして、イエスがパンを増やす奇跡を行ったとき、5つのパンと2匹の魚をもった少年を見つけたが、「これでは何の役にもたちません」と言ったのがアンデレだとされている。
 しかし、ヨハネ福音書は、アンデレについて違った姿を伝えている。洗礼者ヨハネの弟子だった二人は、ヨハネから「神の小羊」と紹介されたイエスに出会い、「どこに泊まっておられるのですか」と問うと、「来なさい、そうすればわかる」と言われ、ついてゆき、「その日はイエスのもとに泊まった。午後四時ごろのことだった」とまで記している。その二人の一人はアンデレで、翌日、兄弟ペトロのところに行き、「わたしたちはメシアに出会った」と語った、とされる。
イエスとの予期しない出会いによって、弟子たちの人生は変わった。それは、わたしたちにも言えることではないか。昔、ある先生が何気なく声をかけてくれた、その一言が心に残り、今、わたしはこうしてここにいる。主の招きの不思議に心を浸そう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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