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教皇の意向:希望の巡礼者 (12月)

復活節第四金曜日(4/26)

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わたしは道であり、真理であり、命である

ヨハネ14:6
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録13.26-33)

 26〔その日、パウロはピシディア州のアンティオキアに到着し、食堂で語った。〕兄弟たち、アブラハムの子孫の方々、ならびにあなたがたの中にいて神を畏れる人たち、この救いの言葉はわたしたちに送られました。 27エルサレムに住む人々やその指導者たちは、イエスを認めず、また、安息日ごとに読まれる預言者の言葉を理解せず、イエスを罪に定めることによって、その言葉を実現させたのです。 28そして、死に当たる理由は何も見いだせなかったのに、イエスを死刑にするようにとピラトに求めました。 29こうして、イエスについて書かれていることがすべて実現した後、人々はイエスを木から降ろし、墓に葬りました。 30しかし、神はイエスを死者の中から復活させてくださったのです。 31このイエスは、御自分と一緒にガリラヤからエルサレムに上った人々に、幾日にもわたって姿を現されました。その人たちは、今、民に対してイエスの証人となっています。 32わたしたちも、先祖に与えられた約束について、あなたがたに福音を告げ知らせています。 33つまり、神はイエスを復活させて、わたしたち子孫のためにその約束を果たしてくださったのです。それは詩編の第二編にも、
  『あなたはわたしの子、
  わたしは今日あなたを産んだ』
と書いてあるとおりです。

🌸 答唱詩編 詩編2 典31 ③⑤

アレルヤ唱 典264 5A

🌸 福音朗読 (ヨハネ14.1-6)

ヨハネによる福音

 1〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。 2わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。 3行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。 4わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」 5トマスが言った。「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか。」 6イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日、福音朗読の中で、主イエスが亡くなる前の晩、弟子たちに語った心の底からの思いを聞きました。「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしを信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんある。・・・行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。・・・わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとにゆくことができない」と。
 イエスは、ただ口先だけで、教えを説かれたわけではありません。自らの生き方、自分の望み、意志よりも、父なる神の意志を何よりも大切にし、出会う人々の必要に自らを開き、惜しみなく自分の持てるものをすべて差し出す寛大さをもっておられました。そして、それは、生涯の最後において、もっとも明白な形で現われました。十字架上の死という、もっとも貧しく、小さなものとされ、人々から蔑まれるものの死を甘んじて受け入れられたのです。
 イエスは、その死を通して、終わることのない命、復活の命に移られ、イエスを信じて生きる者に、同じ命を約束されたのです。そのイエスが生きられた道を、わたしたちも生きるよう招かれています。亡くなられた方々を通していただいたたくさんの恵みに感謝し、その永遠の安息を祈るとともに、そのいのちに既に与る方々と共に、つの日か、共に主の御顔を仰げることができますよう祈りましょう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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