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教皇の意向:子を失った親 (11月)

復活節第三火曜日(4/16)

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わたしを信じる者は決して渇くことがない

ヨハネ6:35
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録7.51~8.1a)

 51〔その日、ステフャノは、民衆、長老たち、律法学者たちに言った。〕かたくなで、心と耳に割礼を受けていない人たち、あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖が逆らったように、あなたがたもそうしているのです。 52いったい、あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者が、一人でもいたでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを預言した人々を殺しました。そして今や、あなたがたがその方を裏切る者、殺す者となった。 53天使たちを通して律法を受けた者なのに、それを守りませんでした。」
 54人々はこれを聞いて激しく怒り、ステファノに向かって歯ぎしりした。 55ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、 56「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。 57人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、 58都の外に引きずり出して石を投げ始めた。証人たちは、自分の着ている物をサウロという若者の足もとに置いた。 59人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。 60それから、ひざまずいて、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と大声で叫んだ。ステファノはこう言って、眠りについた。1サウロは、ステファノの殺害に賛成していた。

🌸 答唱詩編 詩編31 典66 ③④

アレルヤ唱 典

🌸 福音朗読 (ヨハネ6.30-35)

ヨハネによる福音

  30〔そのとき、群衆はイエスに〕言った。「それでは、わたしたちが見てあなたを信じることができるように、どんなしるしを行ってくださいますか。どのようなことをしてくださいますか。 31わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」 32すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。 33神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」
 34そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、 35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 信仰によって私たちは永遠の命が与えられます。永遠の命についてはヨハネ福音書における多くの箇所で語られています。例えば、「御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる」(ヨハネ3:36)。「私の言葉を聞いて、わたしをおつかわしになった方を信じるものは、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている」(ヨハネ5:24)。「はっきり言っておく。信じるものは永遠の命を得ている」(ヨハネ6:47)。「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです」(ヨハネ17:3)。

 今日の福音書が語られたことを読んでみると、信仰がないなら、私たちは永遠の命とのことを信じることができないでしょう。このパンは永遠の命であり、イエスの命であるという秘跡によって、私たちは毎日その偉大な恵みを頂いています。皆さんは永遠の命を感じているでしょうか。

 永遠の命とは、信仰によって、主イエスと交わること、また互いに交わることです。ミサでのパンの秘跡ばかりではなく、恐らく、信仰の恵みによってお互いに信じあうことができるならば、平和的な生活を感じ、何となく永遠の命を味合うことができると思います。最後に有名な言葉は次のようです。「自分の命を愛する者は、それを失うが、この世で自分の命を憎む人は、それを保って永遠の命に至る」と(ヨハネ12:25)。すなわち、主イエスに従うこと、そして、主イエスと交わり、主イエスと一つになり、復活した主イエスのように永遠の命を得るのです。

 この言葉は第一朗読が語られたステファノに当たっていると思います。本当の信仰はステファノの姿によって現れるでしょう。どうかステファノの信仰のような恵み、また永遠の命のため、自分の命をかけて、人と主イエスに仕える恵みを一緒に願い求めましょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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