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教皇の意向:子を失った親 (11月)

年間第二十五木曜日(9/28)

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お前たちは自分の歩む道に心を留めよ

ハガイ1:7

聖トマス西と15殉教者(記)

集会祈願

🌸 第一朗読 (ハガイ1.1-8)

 1ダレイオス王の第二年六月一日に、主の言葉が預言者ハガイを通して、ユダの総督シェアルティエルの子ゼルバベルと大祭司ヨツァダクの子ヨシュアに臨んだ。 2「万軍の主はこう言われる。この民は、『まだ、主の神殿を再建する時は来ていない』と言っている。」
 3主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。
 4「今、お前たちは、この神殿を
 廃虚のままにしておきながら
 自分たちは板ではった家に住んでいてよいのか。
 5今、万軍の主はこう言われる。
 お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。
 6種を多く蒔いても、取り入れは少ない。
 食べても、満足することなく
 飲んでも、酔うことがない。
 衣服を重ねても、温まることなく
 金をかせぐ者がかせいでも
 穴のあいた袋に入れるようなものだ。
 7万軍の主はこう言われる。
 お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。
 8山に登り、木を切り出して、神殿を建てよ。
 わたしはそれを喜び、栄光を受けると
 主は言われる。

🌸 答唱詩編 詩編149 典106①②

アレルヤ唱 典269 ㊼

🌸 福音朗読 (ルカ9.7-9)

ルカによる福音

 7〔そのとき、〕領主ヘロデは、これらの出来事をすべて聞いて戸惑った。というのは、イエスについて、「ヨハネが死者の中から生き返ったのだ」と言う人もいれば、 8「エリヤが現れたのだ」と言う人もいて、更に、「だれか昔の預言者が生き返ったのだ」と言う人もいたからである。 9しかし、ヘロデは言った。「ヨハネなら、わたしが首をはねた。いったい、何者だろう。耳に入ってくるこんなうわさの主は。」そして、イエスに会ってみたいと思った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 現在自民党総裁選挙の真只中。4人の候補が出そろい、連日、各候補の言動が報道される。メディアは、公示前から、様々な調査を行い、だれがどの程度の支持を得ているか、詳しく伝える。公示後は、直接候補者が会見に臨んだり、公開討論で意見を戦わせたりしながら、次第に、それぞれの人柄や政策、理念等が明らかになり、違いもはっきりと表れ、当初の予測とは微妙に違った反応が現れてくるのも事実。
 今日の福音では、ガリラヤの領主ヘロデが、あの不思議な業を行うイエスに対していだいた戸惑いを記している。一体、あれは何者なのか。領主という地位にあるばかりに、直接会うこともなく、耳に入るうわさに踊らされるばかり。「そして、イエスに会ってみたいと思った」と、ルカは記す。そして、実際、ヘロデはイエスに対面する機会を得た。しかし、それはイエスが逮捕され、苦しみを受けている最中だった。「彼はイエスを見ると、非常に喜んだ。と言うのは、イエスのうわさを聞いて、ずっと以前から会いたいと思っていたし、イエスが何かしるしを行うのを見たいと望んでいたからである。」残念ながら、ヘロデはイエスの真実に触れるどころか、兵士たちと共に、イエスを侮辱するしかできなかった。
 はたして、わたしたちは、耳に入るうわさに流されていないと言えるだろうか。自分の足で歩き、自分の目で見、自分の耳で直接聞くことをしているだろうか。そして、真実を知るために、天の父、聖霊の光が必要であることを、こころに止めているだろうか。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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