聖マリアの奉献 記念日
集会祈願
🌸 第一朗読 (黙示録14:1-3、4b-5)
ヨハネの黙示
1わたし〔ヨハネ〕が見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。 2わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。 3彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。 4この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、 5その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。
🌸 答唱詩編 詩編24 典158 ①②
アレルヤ唱 典274 ①
🌸 福音朗読 (ルカ21:1-4)
ルカによる福音
1〔そのとき、〕イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。 2そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、 3言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。 4あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」
奉納祈願
拝領祈願
🌸 分かち合い
今日の話の前に、置かれたのは律法学者を警戒しなさい、という話し。彼らは、人々の賞賛を受けようと見栄えばかりをよくしようとする。そのすぐ後に来るのは、神殿の崩壊の話し、ヘロデ大王が贅を尽くして40年以上をかけて修復した建造物が崩れ去るという預言の言葉。
その間に挟まれているのが、貧しいやもめの寛大を通り越したような全面的な献金の話し。「この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れた」。そうしたやもめの賞賛は、イエス自身が迎えようとしておられる最期を暗示しているのではないか。
昨日、教会は、「王であるキリスト」の祭日を祝った。
教会が、世界に向かって掲げようとする王の御旗は、まさに、このご自分のすべてを捧げ尽くされた、十字架のイエスを描くものではないか。
ヨハネの黙示に登場する小羊に従う14万4千人の人々とは、ローマ時代の厳しい迫害の中で、十字架に付けられたイエスへの忠実を最後まで生き抜いた殉教者たちのこと。
わたしたちの王は、まさに、そのような王であることを再確認し、そして、今日記念する聖マリアの奉献は、聖女自身がすべてを神に委ねて、神の御子の母としての使命を全うされたことを、あらためて心に刻もう。(S.T.)
フランシスコ教皇が車椅子に乗られている姿をネットで見て感動して教会に電話したことがあった。
自分も昨日はとにかくミサに与れた。
今、所謂「先進国」にいると、誰もが、貧者の一灯としての孤独を味わう。
今日の福音のキリストのように主は常にすべてをご覧になっている。
感謝。
ナント今日発売の週刊東洋経済が一億総孤独社会の特集をしている!
いよいよイエスの仲間の出番だ!
まさに福音と分かち合い。言論上の貧者の一灯もある。
つい言い過ぎる自分は看過する危険。
そしてようやく黙示録の数の謎がわかった、分かち合いに感謝。