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教皇の意向:司祭職や修道生活への召命 (2月)

祈祷の使徒
🌸「祈る花」🌸へようこそ

  • 2025年2月26日年間第七水曜日

    毎日のみ言葉と教皇の意向に合わせて、一緒に祈り、祈祷の使徒になるために、主イエスとともに生きましょう[1]

    🌸 父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。 🌸

    教皇の意向: 司祭職や修道生活への召命
     司祭職や修道生活を通してキリストの使命に奉仕するようにと呼びかけを感じている若者たちの憧れや疑いを、教会共同体がしっかりと受け止めますように。

    🌞 朝イエスと共に

    主のために
     生きていることと奉仕する機会に感謝して一日を始めます。次の言葉を深く心に響かせてください。「私たちに反対しない者は、私たちの味方である」(マルコ 9:38-40)。フランシスコ教皇は、「私たちを取り囲む世界を大切にすることは、自分自身を大切にすることです。しかし、私たちは『共に住む家』に住む『私たち』になる必要があります」と思い起こさせてくれます。
     兄弟愛を生きる方法として挑戦を受け入れましょう。あなたは本当に自分を兄弟として、すべての父なる神の子どもとして見ていますか? あなたの関係において、競争よりも協力を育んでいますか?
     教会への奉仕を決意した人々が必要な支援を受けられるように祈りましょう。
    メキシコチーム

    🍵 日中イエスと共に

    主のために働く
     午後、教皇の言葉を振り返ってみましょう。「若者たちと一緒に歩み、彼らの話をよく聞き、時には少し挑戦しながら、心地よい場所から一歩踏み出す勇気を持てるように支え、彼らの気持ちを引き出し、どんなことを感じているのかを理解しながら、イエスに導くこと。そして何よりも自由を大切にして、若者たちが自分の心から、責任を持って神様の呼びかけに答えるようにすることが大切です。(教皇フランシスコ)
     午後のひととき、今月の祈りを心を込めて捧げ、神様の召命を感じている若者たちが、自分らしい方法で福音を伝え、奉仕の喜びを見つけられるように祈りましょう。
    メキシコチーム

    🌙🕯 夜イエスと共に

    一日の終わりに
     感謝の気持ちでいっぱいの心で寝む準備をしましょう。今日を彩ってくれた人々、瞬間、場所を思いを巡しましょう。何に感謝したいですか。
     いつも兄弟愛に満ちて応えているとは限らず、時には、兄弟姉妹を仲間としてではなく、競争相手として見てしまうことに気づきましょう。愛に欠けていたことをゆるしてもらい、新たな一日の始まりに、自分が受けた愛を忠実に反映できるよう、恵みを祈り求めましょう。
     司祭や修道生活への召命を識別している若者たちのために、「主の祈り」を祈って一日を終えましょう。
    メキシコチーム

    🌸 今月の祈りとビデオ

     父なる神よ、あなたは、キリストの使命に仕えるよう、若者を司祭職と修道生活に召命し続けておられます。
     若者の問いかけに、私たちが心を開き、寄り添い、注意深く、無私無欲に耳を傾け、熱意をいつも新たにし、自由な心で、識別の歩みに寄り添うことができますように。教会共同体として、喜びと勇気に満ちた、心に響く真の司牧の働きを耕すことができますように。
     イエスとイエスの御国のため、聖霊に導かれて、『召命の福音』にふさわしい場を作り出し、あなたに心を開いている人々の心に火をつけることができますように。
    アーメン。

    🌸 日々ささげる祈り

    いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
    新しい一日を始めるにあたって、
    改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
    イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
    聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
    あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
    この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
    わたしの喜びと希望、
    働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
    あなたの御手に委ねます。
    聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
    わたしの今日一日をお捧げします。
    アーメン。

    日本の教会の意向: 病者
     キリストの受難に合わせて忍耐をもって苦しみを捧げる病者に、主キリストのいやしの恵みが与えられますように。

    🌸 🌸 🌸

    日にち
    01 02 03 04 05 06 07
    08 09 10 11 12 13 14
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    3/1 3/2 3/3

    [1] 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
    日本語翻訳ティームより

毎日のみ言葉を味わう

  • 年間第七水曜日(2/26)

    わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。

    🌸 第一朗読 (シラ4・11-19)

    シラ書

     11知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。12知恵を愛する者は、命を愛する者。朝早く起きて知恵を求める者は、喜びに満たされる。13知恵を得る者は、誉れを受け継ぎ、行く先々で、主から祝福される。14知恵に仕える者は、聖なる方に奉仕する者。知恵を愛する者は、主から愛される。15知恵に聞き従う者は、諸国民を正しく裁き、知恵に心を向ける者は、安らかに暮らす。16知恵を信頼すれば、知恵が与えられ、子孫もその知恵を受け継ぐ。17知恵は、最初、お前を険しい道に連れて行き、恐れの気持を抱かせて、おじけさせる。知恵の試練は、お前を激しく苦しめる。知恵は、お前を信頼するまで、数々の要求を突きつけて、お前を試みる。18だがすぐに、知恵は再びお前のもとに来て、お前を喜ばせ、その真意を明らかに示す。19しかし、お前が道をそれるなら、知恵はお前を見捨て、お前が破滅していくにまかせる。

    🌸 答唱詩編 詩編119 典125③④

    :主よ、あなたは永遠のいのちのことば。

    金よりも純金よりも、
    あなたのすすめをわたしは愛する。
    神よ、あなたの定めはすばらしい。
    心を尽くしてわたしはそれを守る。【答】

    あなたのことばは真理に基づく。
    正しいさばきはとこしえに変わることがない。
    すばらしい宝を見つけた人のように、
    わたしはあなたの仰せを喜ぶ。【答】

    アレルヤ唱 典269㊼

    アレルヤ、アレルヤ。わたしは道、真理、いのち。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行かれない。アレルヤ、アレルヤ。

    🌸 福音朗読 (マルコ9・38-40)

    マルコによる福音

     そのとき、38ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」39イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。40わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。」

    祈る花:Inoruhana

    🌸 分かち合い

     「わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである」と、イエスは言われる。短いやりとりの記録だが、ルカにも、ほぼ同じ言葉で出る。どちらも、問題を持ちかけるのは、イエスから信頼を寄せられた弟子、ヨハネ。ヨハネ福音書の著者とは、あまりにもかけ離れた態度。若気のいたりだろうか。
     「一致」(unity)という言葉は、現代、色々なところで使われる。教会一致、党派内の一致、意見の一致等。現実には、それがどれほど難しいか、日々体験する。似た言葉に「統一」(unification)がある。一致は、どちらかと言うと、違う者同士が一緒になること、どこかで妥協点を見出すとか、どちらかが折れるとかして、共通点を見出すことで到達する状況。それに対して、統一は、力で、強制力で、無理やりにでも、ひとつになろうとして生み出される状態。違いにあまりにこだわると、一致は実現しない。違いを放置すれば、対立や抗争をうみ、高ずれば、争い、戦争の原因にもなる。違いを認め、違いを互いに受け入れること、これが一致であり、さらに言えば、愛である。
     イエスが目指されたのは、当然ながら「一致」であって、「統一」ではない。「皆が一つになるように」、「すべての人を一つにしてください」とのイエスの祈りは、まさに、三位の神の間の愛による一致が人々の間にあるようにとの、切なる願いである。きなくさい時代、「一致」への歩みが絶たれないよう、祈ろう。(S.T.)

🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸

御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。